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りょう

Author:りょう
職業:臨床工学技士、米国呼吸療法士

アメリカ留学中の私、りょうが米国呼吸療法士に関する情報を週に1回ぐらいのペースで綴ります。

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第19回臨床工学会

行ってきました
今回も多くの人に出会うことができました
特にパネルディスカッションと懇親会が最高でしたね

まずは前回触れたブースプレゼン。
「肺保護と自発呼吸」について10分間話しました。
今回のブースは発表会場と併設されていたので比較的静かに行う必要があり、ブースプレゼンはAARC(アメリカの呼吸療法学会)のものしか記憶にない私にはちょっとこじんまりとした印象になりました

でも、うれしかったのは、その翌日に参加していた方が他のスタッフを連れて来てもう一度聞きたいと来てくれたこと。うん、やってよかったと感じました

そして、パネルディスカッション。10分ずつのプレゼンに続き50分のディスカッションというスケジュール。
ちょっとディスカッション長くない??っていうのが最初の印象でしたがこれも楽しめました
話された内容を独断でまとめると

1)教育:CEおよび他の職種への教育をどのようにどこまで行うか。
2)方向性:発表者はどのような経過を経て今に至るか。若手に何を伝えたいか。
3)位置づけ:CEの位置づけはどうあるべきか。臨床へもっと参入すべきか。

こんな感じだったと思います

そうそう、一つ大事なことがありました。
米国の日本人clinical engineerとカテ関連で働くinvasive cardio vascular(心カテの技士??)の方にお会いして話をすることができました。もちろんお二人とも日本人です。国際化が進んでいますね。

あと、余談ですが、懇親会は懇親会会場→居酒屋→ラーメン屋とフルコースでした。こういった場所での本音トークが一番おもしろかったりもします
第19回臨床工学会です
去年の秋田県は結構楽しめたから今年も楽しめるかな〜

でも今年は仕事ですからね。
たぶん、ほとんどはブースにいます。
学会に行かれる方はぜひお立ち寄りください

個人的なイベントは・・・
1)ブースでの10分プレゼン
2)パネルディスカッション

10分のプレゼンで何かを伝えるのって意外に大変です
ですので構成をいろいろ考えてみました。
やっぱり、うちのコンセプトは自発呼吸かな。
あ〜、これで誰も聞いてなかったらどうしよ〜


パネルディスカッション
は180度違った立場で話します。
RTの経験を通して感じたことを多くのCEと共有したいと思います。
この前、座長の方と話したのですが、とても興味深い方でした。
ディスカッションを通して新しい見解が見えてきそうです

では、行かれる方はあちらでお会いしましょう
「あっ、のど痛い・・・
朝起きるとのどが痛む。
今日は兵庫県の技士会で講演を頼まれている日、大丈夫かなぁ。

解熱剤、葛根湯、のど飴、マスクを購入、できるだけベストを尽くそう

「米国の保守点検について」を依頼されてたけど、
どうせならより経験を生かせることを話そう
ということで「RT留学経験を通して」に変更。

内容は、
・アメリカのWeaning Hospitalの存在。
・RTって何者?点検や臨床の関わり。
・アメリカであったいろんな職種。
・アメリカと日本の違い。
・RSTの可能性。

こんな感じで話してきました。
やっぱり楽しいですね。
講演や勉強会を頼まれるといつも楽しめます

またその会では保守点検が中心の会でしたが、
個人的にはとても新鮮。
あ〜、今の流れはこうなっているんだぁ〜って学べました。

そしてうれしかったこと
5名もの方に「ブログ見てます。役立ちます。」って言われたこと。

最高に励みになります
停滞していましたが、またがんばって書いていこうと思います



「うん、書いてみよう
3ヶ月前、ある人の勧めで某雑誌にアメリカでの体験談を投稿することにしました。

先週その査読結果が返ってきて、今日は半日かけて修正でした。
ふぅ〜、疲れた〜

という訳で今日はアメリカ体験談について。

アメリカ留学へのきっかけ
以前、働いていた大阪の病院はCEのメインの業務が人工呼吸管理というなんとも珍しい病院(今は変わったようですけどね。)

そこで麻酔科の先生より猛特訓。勉強になったなぁ。
おかげで人工呼吸管理が大好きになり、
よいセミナーや学会があれば新幹線に乗ってはるばる関東まで。

そういった中、聞いた言葉が「アメリカのRTはすごい。」ということ。
「そうなん?ならぜひ実際に見てみたい」と思い、留学を決意。


カナダ、そしてアメリカへ
ワーキングホリデー制度なるものを利用してカナダのバンクーバーへ語学留学。
色んなの国からの留学生とともにせっせと英語の勉強。
ちなみにバンクーバーの夏は最高です。ビーチ最高です

楽しいけど目的を果たさなきゃということでRTの学校へ行くためにアメリカへ

一番苦労したこと

もっちろん英語です。
見事にアメリカ人には私の日本人英語が通じなかったし、しかも彼らは話すの速い。
猛特訓してなんとか通じる程度になりました。


病院実習、そして就職

実習・・・みんなフレンドリーです
日本の実習は怖いイメージありますけど、アメリカはフレンドリー。

しかも実習中にほとんどのRTの業務を体験できます。
日本ではそうはいきませんよね。

その後、就職困難でしたが、なんとかLA付近で就職先をゲット

アメリカでの初就職・・・緊張しました〜

でもみんないい人達で、業務も慣れてなく、英語もあまりうまくない私にもみんな良くしてくれました。

勤務最後の日はサプライズ(ちょっとばれてましたが・・笑)で送別会。
しかも名前入りのケーキまで出てきてうれしかったです。
しかもアメリカンサイズw

そうそう、その時になんの特徴もないただの白いTシャツを「どうぞ」と渡され、「ん?なんだこれは」と思って拡げてみると・・・
なんと熱いメッセージが書かれた寄せ書きのTシャツでした(写真)。

寄せ書き


いかがでしたか?
文字数の関係でかなりシンプルになりましたが、今回は気分を変えてアメリカ体験談でした。
「あぁ〜〜うまい
ドイツのビールはうまいです。
かなり気に入りましたしかも二日酔いしにくいような。。

また新たな発見としてドイツ人はそれほどソーセージを食べないようです
普通の肉の方が好きって人も多かったし・・。
でも結構おいしいですよ。しかもでかいし・・。

さてさて、旅行話で終えたいとこですが、それだと「りょうの旅行記blog」になるのでドイツの話はまた今度で、前回の呼吸療法医学会ネタでいきましょう。

ランチョンセミナーのシップマン(Sipmann)先生のお話
「PEEP titration and lung protection :the open lung PEEP」
訳せば
「PEEPの調整と肺保護」
みたいな感じでしょう。

ちなみにシップマンと聞いて「船男?」と思った方・・・
私と同じ発想ですw

さてさて、PEEPの調整方法ってもう何年も前から議論されていて、いろんな方法がありますよね?

最大の酸素供給から求める方法、最大のコンプライアンスから求める方法、P-V loopから求める方法などなど・・・。

みなさんは一つでも試されたことがありますか

様々な方法で設定していく時に、PEEPは小さい値からスタートし、少しずつ増やしていく方法でしませんでしたか


今回の話のポイントはそこでした

少しずつ増やすのではなく、高い値から少しずつ減らしてみては

風船を膨らませる時・・・しぼむ時よりも膨らませる時の方が大変。
P-V Loop
って吸気側と呼気側が違いますよね。
これも膨らませる時の方が大変ってこと。

これらの応用として、PEEPの値は少しずつ増やすよりも、高い値から少しずつ減らす方が同じPEEPの値でも肺の拡がり方を維持できる。
これって前のアマト先生の講義でも出てましたし、ここ数年の間にアメリカのカズマレック(Kacmarek)先生がこの関係の論文を出していたような気が・・・。
いつだったかなぁ。

ちなみにこの方法、少しずつ減少させるということでdecremental PEEPって呼ばれます。日本ではあまり聞かない方法ですが、これから出てくるのではないかと予想しています

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