FC2ブログ

プロフィール

りょう

Author:りょう
職業:臨床工学技士、米国呼吸療法士

アメリカ留学中の私、りょうが米国呼吸療法士に関する情報を週に1回ぐらいのペースで綴ります。

詳しいプロフィールはこちらで。

ご意見、ご感想はいつでも歓迎です。こちらまでお気軽に。


カテゴリー


最近の記事


最近のコメント


月別アーカイブ


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
「お~、すげ~。ファンデーションまで

Yahoo!に「男のビューティーバイブル」特集がリンクされていました。
つい見てしまいました。時代は変わってきてます。

でも今回、きれいにしたいのは見た目もそうですけど・・・気道です


気道をきれいにするための方法や器具っていろいろ種類ありますよね。

体位ドレナージ、タッピング、PEP therapy(呼気にPEEPがかかるやつ)、vibratory PEP therapy(アカペラとかね)、バイブレーションのかかるベストとか、あと日本で代表的なのはスクウィージングですね。

ちなみにアメリカにはスクウィージングはありませんのでこれはちょっとおいといて。。

で、これらを比べるとどれが一番いいの
って思ったことはありませんか?
私は密かに気になっていました。

Respiratory care雑誌にそういった関連の研究をまとめたようなものがありました。

おっ、一番のお勧めはなんだろう

でてきた答えは・・・“咳”

はい。意外でした
“咳”もしくは“咳の指導”
あと、“ハフィング“も同様の扱いを受けていますね。
これは咳で疲労する人や気道が潰れてしまってうまくいかない場合ですね。

咳の指導については実はAARCのガイドラインまであります。
「directed cough(咳の指導)」

他の方法については特に効果が証明されているものはなく、咳やハフィングがうまくいかなかった場合に試す価値があるとありますね。

咳は喉にたまった痰を出すだけでなく、場合によっては痰の移動(末梢気道→中枢気道)のお手伝いもするんですね。



<参考文献>
Cees P van der Schans. Conventional Chest Physical Therapy for Obstructive Lung Disease. Respiratory Care; 52(9) : 1198-1206

コメント

cough machineも有用ですよね。 ってウチには無いですけど。 気道クリアランスにはやっぱり咳です!
勿論喀痰を確実にできるようにPEPも使用しますね。
今日本の巷では、スクィージング派と排痰介助派に分かれていますよ。

アメリカにはスクィージングがない!その一言にビックリ!!そうなんですね・・・
Maiの勤務病棟は脳外科だったので、意識レベルが低下し、排痰がうまく出来ない患者さんが多く、口腔ケアと、スクィージングに重点を置いてケアしていました。咳ですか~。
意識レベルが2桁の患者さんだとちょっと難しいですが、1桁なら、実行可能かもしれませんね。
ガイドライン、1回目を通してみます♪
気道、キレイに保ちたいものです。

>bill★youさん
やっぱりできるNsの方たちはそういったことはもうご存知なのですね。
cough machine・・筋神経疾患の適応ばかりに頭がいっていましたが、咳と同じ効果があるなら他にもいい適応がありそうですね。

お~、日本ではそんな分かれ方してるんですね。
大変興味深いです。


>Maiさん
そうなんです。スクウィージングの件、私も初めて知った時は驚きました。日本の技術のようですね。アメリカでもその存在は学会レベルなら知られているようですが、実際に行っているのを聞いたことがありませんね。過去のrespi care雑誌に日本の大学病院の研究で差がなかったと発表もされているようです。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

そうなんですよね。アメリカの法ではスクイージングは推奨されていなかったと思います。確か、元々はイギリスの方から発展してきた方法だと何かの雑誌に書いてありました。それを、関東の某大学のMさんが広げてきたと思います。自分も実際に患者さんに実施しているMさんの姿をみて感動しました(7~8年前の話ですが)。日本でもスクイージングを推奨するMさんとスクイージングを否定し、呼吸介助法を推奨する関西のMさんがいて対立しています。結構、有名な話ですが(両方ともMさんですね…)。ちなみにうちの施設ではカフマシーン使用していますよ。個人的には呼吸介助法の方が好きですが、りょうさんはどう思いますか?

>ポパイさん
そうですか、日本ではそのような状態になっているのですね。それは興味深い話です。
恥ずかしながら日本の情報はあまり入ってこないので「呼吸介助法」がどのような手技のことを指していっているのかわかりません。よかったら教えて頂けませんか?またもし新しい手技でしたら何か参考になるサイトなどありますでしょうか?

呼吸介助法について

呼吸介助法についてですがスクイージングに極めて似ている手技です。ただし、スクイージングはその言葉の通り、痰を搾り出すという目的で行っていますが呼吸介助法の目的は、呼吸を手伝うことです。それによって呼気流速を高めて、排痰効果、換気量の増加、無気肺の改善を目的にしています。手技としては元々、スクイージングは分泌物の貯まってる肺区域からカリナに向けて徒手的圧迫を行います(今は呼吸介助法に似せていますが)。一方、呼吸介助法は排痰しやすい体位にしてから肺の生理的な動きに沿って呼気時に徒手的圧迫を行います。しかし、搾り出すような圧迫は示せん。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、こんな感じです。
サイトに関してはちょっとわかりませんが、重心関係
の施設はかなり積極的にとりいれてます。また兵庫医大のRSTでかなり積極的に取り入れていますよ。

>ポパイさん
詳細のご説明をありがとうございます。
なるほど、手技としてはかなり似ている印象を受けますね。
正直、個人的にはちょっとまだ使い分ける自信がありません。

こちらにはそのような情報が入ってこないのでとても助かりました。ありがとうございます。
日本に帰った時にまた資料を探して見ます。

はじめまして。
スクウィージングで検索してたらたどり着きました。
やはりアメリカではやってないのですね、この手技。
うちのICUも例のようにスクウィージングをみんなが崇拝しています。
なんでもかんでもスクウィージング。
認定看護師の人もかなりスクウィージングが好きなので、この流れは止められないなと思ってます。
でも最近は日本のセミナーなんかでも、スクウィージングについて批判的な意見が増えてきてますので、今後どうなるか興味のあるところです。

あとスクウィージングのMさんはアシステッドカフといって、みぞおちの部分を握りこぶしでグッと押す手技を教えていますが、アメリカでもやっているんでしょうか?

>マッピーさん
こんにちは。
スクウィージングについてはいつの間にかいろんな流れになっているようですね。

アシステッドカフですか。
正直な話は実際では見たことないです。
RTのビデオでちらっと見たことあるような気がしますが・・・。

少し検索してみると英語ですが、見つかりました。
http://calder.med.miami.edu/pointis/asscough.html
ということであるところにはあるということになるのでしょうね。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://ryourespi.blog69.fc2.com/tb.php/96-30d6590e


Powered by FC2 Blog
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。