あ~、しばらくこのシリーズさぼってました。。
思いつきですいませんが、時々、掲示板等で見かける
ACとSIMVに違いについてみてみますね。
ご存知のようにこれらはモードです。
で、何が違うねんって

まぁまぁ、落ち着いてください。
まずは設定する項目をみてみましょう。
VCV(従量式)で主な項目を比べてみましょう

(わかりやすさのため細かい設定は省いています)
AC:FiO2、一回換気量、呼吸回数、PEEP
SIMV:FiO2、一回換気量、呼吸回数、PEEP、PS
おぉ~、明確な違いみっけ~。
SIMVの方にはPS(プレッシャーサポート)があるぞ~。はい、これがポイントです。
SIMVでは設定された呼吸回数よりも多く、患者さんが呼吸した場合はPSで補助されます。
つまりこんな感じです

SIMV 設定呼吸回数10回
患者さんが12回呼吸している場合。
↓
10回は設定された一回換気量(例:500ml)
残りの2回は
PSで補助。では、ACと比べてみると

AC 設定回数10回
患者さんが12回呼吸している場合。
↓
10回は設定された一回換気量(例:500ml)
残りの2回も
設定された一回換気量。そうなんです。
ACでは設定呼吸回数に関係なく患者さんが呼吸した分だけ一回換気量が送られます。
これがACとSIMVの違いです。
ポイントはPSの有無ということですね。
いつも参考になることが書かれてあってありがたいです♪お仕事頑張ってください。