興味深いニュースを見つけました
「超未熟児の命がバイアグラにて救われました」では、素人ながらも訳してみます

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Lewis君は超未熟児(約700g)として生まれ、さらに心臓の障害や虚脱肺があり、生き残る方法はないだろうと思われていました。母親も葬式の準備にとりかかっているほどでした。
やれること全て行ったがそれでも希望は持てずにいた時に、バイアグラが提案されました。
バイアグラは肺の小さな血管を広げ、血液が肺から全身へ回り、Lewis君の血色はよくなり、息もしやすくなっていきました。
今のところ、まだ1日中酸素が必要ですが、バイアグラの使用は終了しています。
両親は「これは実験的で効果は期待できない可能性もある。最後の手段です。」と説明されていました。
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おおぉ~、すごい

バイアグラにこんな意外な使い道があったとは。。
ちょうど新生児クラスも終わったとこだしちょっと詳しく調べてみよっかぁ

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「肺の小さな血管を広げ・・・」とあるので肺高血圧症(肺の血管の圧力が高くなる病気)かと思ったのですが、未熟児ということで違う可能性が高いです

多分、肺がメッチャ未成熟なのでしょう。
肺が未成熟でガス交換も大変だろうから

、人工呼吸器もガンガン必要でその結果の気胸による虚脱肺かな。
心臓

の疾患とは未熟児に多い
動脈管開存症(動脈管が生後に閉じない病気)の可能性が高いようです

バイアグラが肺血管を選択的に拡張する・・・。
NO療法(Nitric Oxide:一酸化窒素を用いた肺血管拡張療法)ができない施設

で重宝されていきそうですがどうなのでしょうね。
苦手だった新生児呼吸療法

にも少しずつ興味がわいてきました。
私も最初は何故!?バ・イ・ア・グ・ラ???と思っていたのですが、どうもいいらしいです(笑)
医学の世界は深いですねぇ~。