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りょう

Author:りょう
職業:臨床工学技士、米国呼吸療法士

アメリカ留学中の私、りょうが米国呼吸療法士に関する情報を週に1回ぐらいのペースで綴ります。

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抜管できる?

「よし、酸素化もいい、換気状態もいい。そのまま人工呼吸器を離脱して、抜管しようか!」

ん?これだけの評価で本当に大丈夫

実は、人工呼吸器をはずすことと、抜管は別物です。

あれ?このフレーズ聞き覚えあるなぁ。
「酸素化と換気は別物です」と同じ感じですね。

うん、呼吸状態がよくなったぁ、人工呼吸器ははずせるな。
でもまだチューブは抜けないなぁってことは多々あります。

じゃあ、何を評価すればいいの

はい、念のため、論文もあさってみました。
やはり定番は、これらです。
・意識レベル
・咳の強さ
・痰の量

(あっ、もちろん上気道閉塞があってもだめです。)

おもしろい研究があって、咳の強さが十分にないと5倍のリスク、意識レベルが十分でないと4倍のリスク、痰の量が多いと3倍のリスク。
さらにそれぞれ相乗効果があって3つともだめなら100%、すべてクリアなら3%の再挿管率だったというデータがでています。

さぁ、抜管しようかって時にはこれらの3つの評価が必要です。

鎮静はOFFにしたけど、なんか反応悪いな~とか、呼吸状態はすごくいいけど、OP後の痛みのためか、咳が弱いなぁって時はもう一度よく検討してみましょう


最近は、呼吸器の離脱関連に関心がでているのですが、次のintensivistでは、「呼吸器離脱」が特集されています。
おもしろそうです。私も少し絡んでいますのでぜひ読んでみてくださいね^^

<参考文献>
Intensive Care Med. 2004 Jul;30(7):1334-9. Epub 2004 Mar 4


コメント

自分、このシリーズの書籍、いくつか持ってます。かなり、深い話で看護師の自分にはわからない部分もありますがかなりマニアック!?な内容で気に入ってます。是非、購入したと思います!ちなみに咳の強さってどのように評価するんですか?気になります。

Re: タイトルなし

>ポパイさん
この書籍は確かにマニアックですね。逆に言えばこれをおさえれば十分といえるかもしれません。咳の強さに関しては、2つ前のブログの記事に掲載しています。ちょっとわかりにくかったですかね?

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