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りょう

Author:りょう
職業:臨床工学技士、米国呼吸療法士

アメリカ留学中の私、りょうが米国呼吸療法士に関する情報を週に1回ぐらいのペースで綴ります。

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今回は、いつもと変わり、血液浄化のトピックです。

血液浄化はしばらく離れていたのでキャッチアップ中です。
その中で、ちょっと面白いトピックを見つけました。

日本で一般的に行われているCRRT(CHDF等)は実は世界とはちょっと違うってご存知でした?もちろん、どっちが正しいかなんてのはわかりません。

例えば、通常に日本ではCHDFが選択されることが多いですよね?
・・・でもオーストラリアやヨーロッパでは実はCHFが主流だったりします。

膜なんかも、特徴的で、PMMA膜が使用されているのは日本だけだったり・・。

また、置換量は日本では保険での制限のために結構少な目なのです。
日本では0.6-1L/hですが、欧米では1.5-2L/hぐらいが標準のようです。

さらに血液流量も欧米は豪快(?)です。日本では80ml/minなのに比べて欧米は150-200ml/minです。

でも一番インパクトがあるのは抗凝固剤かもしれません。
日本ではナファモスタットがかなりを占めています・・・・が、欧米ではナファモスタットは相当少ない。
ヘパリンが多く、さらに出血傾向のある患者には抗凝固剤を用いないという「抗凝固剤なしのCRRT」が3割を占めているのです。

前に血液浄化をやっていた頃は、世界の事情まで気にしたことはなかったですが、いろいろと興味深いものです。

<参考文献>
Continuous renal replacement therapy: a worldwide practice survey. The Beginning and Ending Suportive Therapy for Kideney (B.E.S.T Kidney) investigators. Intensive Care Med 2007; 33: 1563-70

INTENSIVIST 2010 Vol.2 No.2

コメント

置換液は・・・・

日ごろから置換液の保険の縛りは無くして欲しいのと
切実に思いますね。。

はじめまして。

PMXもそうですよね。
日本だけでガンガンやってますが・・・・
呼吸だとエラスポールも日本だけだし。
スクイージングとかもそうですよね。

携帯じゃないけど、医療もガラパゴス状態だなって思います。

>takmizuさん
世界と大きく異なるしばりはきついですね。

>エビさん
ご指摘のとおり、ガラパゴスはいい意味でも、悪い意味でもありますね。

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