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りょう

Author:りょう
職業:臨床工学技士、米国呼吸療法士

アメリカ留学中の私、りょうが米国呼吸療法士に関する情報を週に1回ぐらいのペースで綴ります。

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こんな場面がよくあります

A医師「ICPが高いからPEEPは0cmH2Oでよろしく!」

さて、どうする

これならICPへの影響は減らせても肺への悪影響は大きいのでは?


多くの教科書にはPEEPはICPを上昇させるとあります。

これって間違いではないでしょう。
PEEPでもいろんなレベルがありますからね。

またリクルートメントでICPが上昇したという例も聞きますから高圧による影響はあるでしょう。

だからって・・・・0cmH2O

教科書には書ききれないことって山ほどあるはずです。
また新しい知見もたくさんでてきています。

ある研究では
「重症の頭部外傷の患者においてPEEPを5、10、15cmH2Oと変化させてもICPは変化しなかった。」
とあります。

ICPが高いからPEEPは0cmH2Oと言われる場合にはこういった論文を使ってディスカッションしてみるものありでしょうね

<参考文献>
Toan Huynh. Positive end-expiratory pressure alters intracranial and cerebral perfusion pressure in severe traumatic brain injury. Journal of Trauma-Injury Infection & Critical Care 2002 53:488-493

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質問です

自分は今、脳神経外科で勤務しています。そこでICPに関する質問です。当施設では現在、脳ヘルニアなどが原因でチェンストークス呼吸や過呼吸、失調性呼吸などの異常呼吸が見られますがその際、すべての患者に対しいてネーザルエアウェイを挿入しています。そもそもエアエェイは舌根沈下などが咽頭付近が原因の閉塞性呼吸に使用するものだと考えていたのですがエアエェイ挿入は他の病院でも一般的なのでしょうか?
確かにBGAをとると低酸素血症や高二酸化炭素血症になっているのでさらなるICP上昇を来しうるのであると思いますが対応方法としては挿管やNPPV管理(きちんと管理が出来るのであれば意識レベルが低くても使えるのではと思っています)の方が有効ではないかと考えているのですがどう思いますか?

>ポパイさん
返事遅れました。
私の知っている限りはそのような患者に対してネーザルエアウェイの挿入は少なくても一般的ではありません。目的は気道確保のようにも思えませんが、それでABGが改善するのも考えにくいような。。。また脳ヘルニアなら気道確保以前の問題では?あと個人的に意識レベルが低い患者に対してNPPV管理も難しいと思います。何か良い方法ご存知ですか?
ちなみに信頼している脳下Nsにも聞いてみましたが意識レベルの悪さからくる舌根沈下や浮腫ってるなら別ですが、やっぱり全例には必要ないだろうって。学会などでも話されていないようです。脳下の医師にも聞いてくれていましたが・・。

忙しい中、返答ありがとうございます。伝わりにくくてすみません、脳ヘルニアの治療もしながらやっています。やはり、そうですか…一般的ではないですよね。自分の知人にも先日聞いてみましたがりょうさんと同様の答えが返ってきました…。うちの病棟のこだわりのようです。
どうにか説得できるよう医師を含めた病棟スタッフに話していきたいと思います。
ありがとうございました。

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