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りょう

Author:りょう
職業:臨床工学技士、米国呼吸療法士

アメリカ留学中の私、りょうが米国呼吸療法士に関する情報を週に1回ぐらいのペースで綴ります。

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なんか、前に書いた「肥満の呼吸生理学」に続いてシリーズっぽくなってしまった。。
世の中にはいろいろ調べる人いますからね。

で、低体温の時はどうなるのだろう
意外と興味ありませんか?
低体温療法も増えてきてますし・・。


今回の事故的な低体温症の文献なのでそのまま低体温療法につながるかわからないけど、十分参考になりそうです。

では、せっかくなのでクイズっぽくしましょう。

低体温症での呼吸生理における変化は
○×で答えてね

1)酸素消費量が低下する。
2)気管支スパズムが起こりやすい。
3)死腔が増加する。
4)誤嚥のリスクが増える。
5)重症になると無呼吸の可能性がある。


では解説
1)は簡単ですね。温度下がれば酸素消費量は低下しま~す。

2)はちょっと謎ですが・・・。
文献上はスパズムが起こるとはっきりと書いています。
実際、ウィージングとかよく経験しますか~?

3)気管支の拡張により、解剖学的および生理学的死腔が増えるとのこと。
でも肺胞での死腔は増加しないって。へぇ~、そうなんだ

4)繊毛運動が低下→誤嚥のリスクUP。
繊毛運動が低下するなら痰の貯留も増えそうですね~。

5)あっ、これも驚き。
あまりに温度が低くなるとCO2の呼吸ドライブへの刺激が弱まるそうです。
なので重症になると、高二酸化炭素血症になったりアプニアになるとのこと。

というわけなので全部○ですね。
結構おもしろくないですか?

<参考文献>
M.L. Mallet. Pathophysiology of accidental hypothermia. QJ Med 2002; 95:775-785



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