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りょう

Author:りょう
職業:臨床工学技士、米国呼吸療法士

アメリカ留学中の私、りょうが米国呼吸療法士に関する情報を週に1回ぐらいのペースで綴ります。

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新しい加温加湿器

「日本の夏は暑い」とつくづく感じています。

LAももちろん暑いですが、カラッとしてるのでまだ過ごしやすい。
LAの前にいたカナダのバンクーバーなんて夏は最高です

涼しい上に爽快な日差し。
日差しが心地よい暖かさをくれます

うん、気持ちは避暑地に行きつつ・・・・現実に戻りましょう


さて以前の記事「第30回日本呼吸療法医学会にて」でも軽く触れましたがこの学会のブースで見つけた気になるもの☆

モニタ付喉頭鏡「エアウェイスコープ AWS-S100」
加温加湿器「humiCare200」

まず「エアウェイスコープ AWS-S100」はそのリンク先に十分な説明があるから大丈夫ですね。これ以上の説明はいりませんね。


加温加湿器「humiCare200」はリンク先のサイトに説明がないですね。

新しい加温加湿器はもう何年も出ていないから逆にとても気になります。

どんな仕組み何がいいのだろうおいくら


ブースでパンフレットと文献をもらったのでざっと読んで書いておきます。

こまかい仕組みはまぁ飛ばしてもいいですけど、念のため図を貼っておきま~す。
humicare200


水を温めてポンプで吸い上げて、小さい穴を通して水を細かくする。それと対流で空気が流れるので効率がいいって言うてますね。

で、大事なのは「何がいいの
ってことですよね?

ブースでもらった文献の抄録をざっと読むと・・・

・湿度がフローや呼吸回数に左右されない。
・仕事量?(physical workと表現)や抵抗が少ない。


あと、12人中10人のボランティアがこっちの方が簡単に吸えるじゃんって感じたようです。

どうせなら120人くらい試してほしかったですけど。。


ん~、今の加温加湿器がちょっと気に入らない、コストパフォーマンスがトントン、この加温加湿器でしかいけない症例がある・・・などがあれば検討してもいいかもしれませんけどね。

気になるお値段はブースで聞いてみてくださいね

<参考文献>
S.Schumann. Moisturizing and mechanical characteristics of a new counter-flow type heated humidifier. British Journal of Anaesthesia; 98(4) : 531-8(2007)

コメント

新しい加温加湿器、手ごろな値段で使いやすいやつが出て欲しいですね!
今ほしいのは、デイスポの回路に熱線と同じように温度センサーを組み込んだタイプです。どこか出してくれないかなー。
エアウエイスコープは、ターゲットマークのところに挿管チューブがジャストで入っていくのには驚きます。

>ともにゃんさん
手ごろな値段ていうのはなかなか難しいかもしれませんね。加温加湿といえばこの関連の研究会が立ち上がっているみたいですね。こうやって軽視されがちな加温加湿ですが、こうやって注目されるのはいいことですね。
エアウェイスコープは使用感などを聞いてみたいものです。

はじめまして。
この日記の内容とは関係ないのですが、質問させてください。

アメリカでは、排痰ケア、あるいは呼吸ケアというのは、どういう事をしますか?
自分はある病院の呼吸療法チームにいるのですが、排痰=スクイージングと考えている人が圧倒的で、呼吸療法がスクイージングととらえている人が多くて困っています。

新しい加温加湿器ですか。フローや仕事量に左右されないのは理想的ですね。
自分の施設ではMR850を使用しています。夏場の時期は良いのですが冬場はどうしても乾燥しがちになってしまいます。
何か良い対応方法はないでしょうか?
ちなみに自分のいる施設ではベンチレーターに搭載されている吸入器(しかもビソルボンなど)を使用しています…
本来はMDIやメッシュ型ネブライザーを使用したいところですがうちでは気管支拡張剤(MDIに限り)がない、メッシュ型吸入器が高価で購入できません。

ねねさんへ

りょうさんではありませんが初めまして。
排痰=スクイージングと結びつける人が多いのは自分も身に染みてよく感じます。
自分のわかる範囲で説明いたします。アメリカでは基本的にスクイージングは実施していません。なぜなら完全にエビデンスが確立した訳ではないからです。
対応としては事前に可能な水分を十分摂取する→去痰剤の内服→それで駄目なら吸入器を使用するようにしています。これに体位排痰法を組み合わせていきます。

それと勘違いされがちなのが痰があるからなにがなんでもに排痰と考える方が多いですが大切なのは痰があると生体にとってどのようなダメージがあるかを考慮して対応すること重要です。

お返事ありがとうございます!!
水分を摂取させるということは、痰をやわらかくするという目的ですか?
去痰剤の内服ですか!なんかあまり効果ないような印象をうけてましたが、アメリカでは一般的なんでしょうか?

あと、人工呼吸器をつけてる患者、つまり急性期の患者に対してのアプローチはどうしてるのでしょうか?

>ねねさん
キキさんのおっしゃるようにアメリカではスクウィージングは存在しません。
理由は定かではありませんが、日本で生まれた技術でしょうからまだ浸透していないという考え方もあるのかもしれません。数年前にAARCの雑誌に日本からスクウィージングの発表がありましたが、効果はないという発表でしたので特に関心を生むこともなかったと考えています。

>ポパイさん
MR850でも乾燥ですか・・・。
水分管理がちゃんとできているならそれ以上の方法は私にはわかりません。
部屋の湿度が密閉された回路にどれほど影響あるか定かではないですが、冬に限定されるなら部屋の湿度の管理ということになるのでしょうか。
またご存知のように人工呼吸中のネブライザーは全国的にもかなり否定的ですね。システムの変更や機材の新規購入は大変でしょうが、ぜひがんばってください。

ねねさん、りょうさんへ。
スクイージングは元々はイギリスの方で実施されていたものです。それを元に日本独自に宮川先生などが主体となって変更されたものと聞いています。スクイージングは元々は生理的な動きを無視して常に中枢気道へ呼気に合わせ、スクイーズするものだったそうです。
スクイージングに関していえば、恐らく、日本が一番取り組んでいると思います。賛否両論ありますが…。でも、新しいことをやるには常に反対意見がありますけど。
自分の個人的な考えとしては、スクイージングはかなりの技術が必要だと思っています。なので万人に使用できるものではない気がします。

ねねさんへ。水分摂取は体の外からだけではなく、まずは内側から十分な加湿ができるための体作りとでも言えば良いでしょうか。加湿の目的です。
去痰剤も単独ではあまり、あまり効果はないかと自分も感じます。大切なのは複合的にアプローチすることだと思いますよ。
急性期での管理にお答えしたいのですが、自分は急性期病棟で勤務したことがないのすみませんが知りません。

そうですか、なかなか難しいものですよね。自分もどうすれば良いのか分かりません…。

ポバイさん、りょうさん、ありがとうございます。

>それを元に日本独自に宮川先生などが主体となって変更されたものと聞いています。

そうですね、スクイージングは主気管支の方向に圧迫する手技ですけど、宮川先生のは、ほとんど呼気介助法に似てますね。っていうか、スクイージングと呼気介助法の区別がつかなくなっていますよね。でも最近はセミナーとかでは、、圧迫によって肺胞を虚脱させる恐れもあるとか言われていてスクイージングは否定的になっているようですね。

結局強いエビデンスがないわけですよね?あれば、アメリカとか諸外国でも取り入れるわけですもんね。自分も色々スクイージング関係した文献とか探してるんですが、ないんですよね・・・・


Humicare200の説明を受けてみました。(販売元:アイビジョン)チャンバー内で水を循環させ、シャワー状に落下する温水37℃にガスを吹き上げて流す事により効率よく加湿させる“counterflow”原理だそうです。
F&P MR850使用でHFO等加温加湿が十分でない場合に使ってみて欲しいとの事でした。
でも、金額が高い!本体40万円位・ディスポチャンバー&回路3万円位との事でした。
実際にはまだ使っていないので、どなたか使ってみた方いらっしゃいませんか?

>mameさん
説明を受けられたのですね。いいですね~。
本体価格は予想していたよりはリーズナブルですね。
実はまだまだ高いと思っていました。
実際に使っているケースを聞いてみたいですね。

ねねさん、スクイージングを強く肯定できる研究は今のところないと思います。
それなのに、何故か日本のナースはみんな熱心にやってるんです。
効果ないと明らかになったら、おそろくピタっと冷めるんではないかと思ってます。

新しい加湿器とても魅力的ですね。
MR850が確か25~30万ぐらいだったので確かに高いですが効果があるなら是非とも欲しいものですね。

>ポパイさん
効果があるなら・・・ってのが味噌ですね^^
こればっかりは試してみないとわかりませんね。

新しい加温加湿器

ネットサーフィンしていて偶然立ち寄りました。加温加湿器が話題になっていて一寸嬉しくなりお邪魔します。実はそれを数年前の試作時点から追っかけして日本に導入した下手人です。こそこそしないでその関係者であると名乗っておきます。いろんなコメントを拝見出来てありがたいです。わがHPは工事中で済みません。もともと人工呼吸大好き人間で、笑われるかも知れませんが国産推進論者です。嫌われなければまたお邪魔します。HUMICAREの事はこの場ではお尋ね有れば何でも本音で語ります。

>アテムさん
日本に導入した方ですか。それはすごいですね。
プロフェッショナルですね。
またいろいろと教わりたいです。
工事中のHPの再開もお待ちしています。

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