「○○号室のSpO2プローブをチェックしてくれる

」
「○○号室のECGモニターはずれています。」
彼はセントラルモニターの前に
座ったきり動かずこういったことを近くのRTやナースに伝えていました。
ん?誰?この人。
全然動かないし・・・。
もしかして偉い人

これが初めの印象でした。
それがどうも違うようです。
4つ回った実習病院では気づかなかったのか、いなかったのかわかりませんが、前職場には
モニターテクニシャン(モニターテク)と呼ばれる職種がありました。
その病院ではほとんどの患者さんにECGモニターとSpO2モニターがついていたのですが、ICU以外ではセントラルモニター(各病棟外に設置)に飛ばしていたのですね。
そして彼らの仕事は、
セントラルモニターの前で常にECGモニター、SpO2のチェック。
異常があれば院内アナウンスもしくは各病棟に電話するというのが仕事です。
もしかしてうちの病院だけ

とも思いましたが他の病院でも募集しているとこはあるようです。
モニターテクの募集要項彼らの話によると需要は結構あるようです。
学校に通う期間は・・・・
24時間と言ってました

数日の講習で取れる資格のようですね。
ECGの解読はそんなに甘くないと思うのですけどね~。
気になる給料の方もそんなに簡単にとれる資格なのであまりよくないようです。
ECGが大好き

でたまらない人か、
もしくはアメリカの永住権を手にいれた。でも仕事がない・・・って人にはいいかもしれませんね

<参考>
http://www.salary.com/
コメント
モニターテクとは関係ありませんが…
最近、時々見かけることがあるのですがどういったものか調べたのですが文献が見つからなかったもので。
日本だと、モニターチェックはNsのお仕事になってしまいます。でも、常にモニターの前に誰かがいるわけじゃないので、履歴をチェックしたらShort runが出てた・・・とか、ありましたね。一時的なものだと、アラームも一瞬なので、ラウンド中だと気づかないこともあって・・・そういう職種の方が、いてくれると、異常の早期発見、対処が出来ていいですね。
業務分担・・・日本も進むといいな~と思います。
PEEP/Fio2調節表はARDS networkから出ている調節表です。そのサイトにいってみましたが、サイトの情報が大きいためもあってか見つけられませんでした。
代わりの参考ページを書いておきます。
http://www.ccmtutorials.com/rs/mv/strategy/peep.htm
また女子医科大の小谷先生の書いた「臨床で使う人工呼吸器の知識」(名前が少し違うかも)に少し掲載があります。
>Maiさん
アメリカでの業務分担は多いですね。
コスト面を考えると多少進みすぎの気もしますが、患者さんのためには良いと思います。
なんか新たな職を発見すると、今までこうなんだぁ。と思っていたことが、実は「日本では」こうなんだぁ。というわけであり、常識の発想感覚が変わるようでおもしろいです。
毎回、情報提供ありがとうございます。恥ずかしながら、自分は英語全くだめなので少しずつ翻訳して読んでみようと思います。
表の件ですが、少し前の記憶で定かではなく、また全く同じものかどうかはわかりませんが、DukeではPEEPの設定はそういった表を使っていたと記憶しています。またUCLAの方でも全く同じものかはわかりませんが、ARDS networkの一覧を使っていると聞いています。
他の有名病院に関して情報はなく、また私がみたカルフォルニアの他のいくつかの民間病院では使用はしていませんでした。
日本に関しては今のとこ、ここ数年の情報はあまりないのでなんともいえません。
管理人のみ閲覧できます
AARCでも肺性ARDSと肺外性ARDSで経過に違いがあるので一概にPEEP/FiO2表が良いとは言い切れないと確か論議もされていたようですし。
自分でももう少し情報集めてみたいと思います。ありがとうございました。
管理人宛でしたが、メルアド記載がなかったのでこちらに記載しました。
一度はやってみたいですね。
でもずっとはつらいかもしれません。
ずっと座りっぱなしはつらいかな・・・。
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