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りょう

Author:りょう
職業:臨床工学技士、米国呼吸療法士

アメリカ留学中の私、りょうが米国呼吸療法士に関する情報を週に1回ぐらいのペースで綴ります。

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学会中の楽しみの一つがブースです
時々、「お~、こんなの出たんだぁ」っていうのがあります。

今日は、前回の学会でみた機器を紹介しますね。

体外式人工呼吸器(RTX)をご存知の方は多いと思うのですが、人工呼吸器と同様に気軽に購入できる値段じゃないですよね?
私もいろいろと使ってみたいのですが、なかなか簡単には購入できないです。
そこでみかけたのが・・・その低価格版
RTXとは他の販売業者(P社)になりますが、
機能を抑えた低価格版(HRTX)が展示されていました。
まだ参考展示でしたので今後出てくると思われます。

さて、次はカフアシストの後継機?と思える機器。
カフアシストはご存知のように今の時代に取り残されたと思えるくらいちょっとレトロな感じがあります。
今回の機器はちゃんとタッチパネルです。
HRTXもそうなのですが、英文のサイトでもヒットしないです。
それでもかろうじて新カフアシストの方が写真がありました。
たしかこれだったと思います・・・100%の自信は無し
これもカフアシストとは違う販売業者(同じくP社)になるようです。

最後に最新機器ではないのですが・・・
日本にあるMRI対応の機器ってパラパックのMRI対応版のみだとおもっていたのですが、下記のようなものがありました。
ケアベント MRI数年前から出ていたそうですが、あんまり知られていないような気がします。

では、今回はブース編でした。

そういえば、明日から当院でLonny先生(RTの教授)の講演があります。
Lonny先生は何度も来日されている先生で、ハンズオンワークショップで非常に定評のある先生です。
今回は、通訳があるのでちょっと緊張ですが、非常に楽しみです
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「暑い
やっぱり沖縄は暑かった
基本クールビズだろうけど、発表する場合はスーツ着用かなと思って暑い中スーツ着用でいったのですが、スーツ派はほんのわずかで、皆打ち合わせたようにクールビズでした。

さて、今回印象に残った話をいくつかピックアップ。

まず、肺保護換気のシンポジウム。
阪大の先生から最大吸気フローが肺障害に影響を与えるという話がありました。
前からこの論文は気になっていたのですが、実際に講演で聞くのは初めてでした。
まだ動物実験の段階で臨床応用には至ってないようですが、とても斬新な視点です。

ECMOセンターのあるカロリンスカ大学病院からも先生が来られていました。
覚醒している状態でかつSPO2を低く維持している特徴的な手法は少しずつ広まりつつあるようです。

楽しみにしていた講演の一つが「カプノグラフィー」。
アメリカのRTの講演で、比較的ベーシックでしたが、終了後にいろいろと質問させてもらって勉強になりました。
etCO2関連は個人的に興味があって調べているネタです。近々、某雑誌に詳細を書けるかも・・・。

あとは、HFOVフォーラム。
あまり経験がなく難解な印象でしたが、今回のフォーラムでは動物肺を使ってのHFOVもあってかなり理解が促進できました。
周波数が低いとあまり肺によくなさそうなのが、一目でわかります。

というわけで、バカンスする間もなく帰ってきました
やっぱり沖縄はプライベートが一番ですね^^

<参考文献>
Med Sci Monit. 2007,13:BR95-100
「AARCから新しい加温加湿のガイドラインが出ているよ」
少し前にFace bookにて某大学病院のIさんが情報提供されていました。

お~、加温加湿に関しては、正直そこまで強いこだわりはないのですが、ガイドラインは一応チェックしておきます。
「うんうん、なるほど。」
って一人で納得しても仕方ないので、下記にポイントを簡単に紹介しておきます。でも、一部細かい点の省略や個人的な意訳もありますので、詳細は参照先の論文をご確認くださいね。

1.加湿は人工呼吸のすべての患者さんに必要。
2.NPPVには快適性等を考慮すると加温加湿器の使用が望ましい。
3.人工呼吸中の加温加湿器での使用の場合33~44mgH2O/Lの加湿、Yピースでのガスの温度は34~41℃で行いましょう。
4.HMEで行う場合は、最低限30mgH2O/Lの加湿が必要。
5.NPPVの時は、HMEはお勧めしません。
6.低一回換気療法(肺保護)の時には、死腔率が増えるためにHMEはお勧めしません。
7.VAPの予防のHMEを使用するのはやめましょう。

なるほど。今までとは少し変わっていますね。
結構、いろんなことが明記されています。
個人的な感想を追加しますと・・・・
②は当然でしょ?と思うかもしれませんが、外国ではNPPVは加温加湿をしないところもあるようなので、この記載かなと思います。
⑤も明記されてよかったです。マスクからリークするタイプのシステムの場合はHMEの効果はないですからね。
⑥も確かにそうですね。特に低一回換気療法の際には死腔率が上がりそうです。
⑦一時HMEがVAPを減少させるという考えがあったようですが、いくつかの研究の結果、差がなかったという風に落ち着いたようです。

<参考文献>
Respir Care. 2012 May;57(5):782-8.

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