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りょう

Author:りょう
職業:臨床工学技士、米国呼吸療法士

アメリカ留学中の私、りょうが米国呼吸療法士に関する情報を週に1回ぐらいのペースで綴ります。

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先週末・・・

山口県へ臨床工学技士対象の勉強会のために行ってきました
勉強会およびその後の交流会も非常に楽しめて有意義な時間となりました。

前の集中治療医学会で「人工呼吸管理においてCEもより臨床側へ」という話になりましたが少しずつ体感している感じです。

今回はミーティングという形式でそれほど大人数ではありませんでしたが、人工呼吸の臨床に興味がある方たちが集まりました
また2-3年前は人工呼吸は機械管理だけでいいって言っていた方も今はとても臨床に精通していました

ちなみにCEがより臨床側に入ることはCE以外の方にもとてもプラスになります。
病院にいるCEが医師、コメディカルのみなさんへ、機械に関してだけでなく人工呼吸管理に関して情報提供してくれたらすばらしいと思いませんか
私が現在、ブログで行っている情報提供が各病院で行われるようなイメージです。

それぞれの職種がそれぞれの専門の知識を用いて情報交換できるようなシステム、文化になってほしいですね

現在、RSTの多くは病棟でのみ活動している状況ですが、ICUにて毎朝、各職種が集まって情報交換できることが理想だと思っています。

多くの病院でそのようなシステムになれば・・・アメリカにも負けないでしょうね

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DS予測・・・

ニンテンドーDS・・・人工呼吸のソフトを買って以来、実は少し楽しんでいます。
結構学べる系のソフトが多いんですね~

今回はDSでも違うDSです。死腔(dead space: DS)の方です。

みなさん、人工呼吸中の患者さんにEtCO2(エンドタイダルCO2)は測定されていますか

値がPaCO2とずれることがよくあるから測定していない

実はこういった声はよくあります。
これは結構もったいないです。

まずは、ずれるのは当然と思ってCO2の波形をアセスメントしましょう。
CO2波形に情報はたくさんあります。
でも波形についてはまた別の機会にして・・・。

そもそもなんで値がずれるのでしょう?
臨床的には二つの原因が挙げられます。
一つは、ちゃんと呼気がはけていなくてCO2波形がきちんと出ていない(波形がプラトーになっていない)。これは見てわかります。

あと一つ、それは・・・死腔の増加です。
肺の状態が悪くなると生理学的死腔が増加します。
つまりガス交換されない部分が増える。それでEtCO2は低くでてしまうのですね。

ということは、逆に波形がちゃんとでているのにPaCO2とEtCO2の値に差がある場合は、死腔が多いということが一つのアセスメントになるということになります。

ちなみにこういった研究は1980年代後半によくされているようです。一つ代表として乗せておきますね。

<参考文献>
Yamanaka MK, Sue DY. Comparison of arterial-end-tidal PCO2 difference and dead space/tidal volume ratio in respiratory failure. Chest. 1987 Nov;92(5):832-5



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