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りょう

Author:りょう
職業:臨床工学技士、米国呼吸療法士

アメリカ留学中の私、りょうが米国呼吸療法士に関する情報を週に1回ぐらいのペースで綴ります。

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過換気症候群になっている方をみられたことありますか
これは病院内に限らず、普通の生活の中でも一度は見られたことがあるかと思います。

小学校の全校集会の時とかに見たことないですか
私の学校だけですかね。。。
あと、もう何年も前ですが「あいのり」を見てた時、○○ちゃんが失恋して過換気になってしまい、紙バッグをあてられていました。

救急の世界では結構知られているようですが、もうこのペーパーバッグ法は勧められていないのですね。

数年前に目の前の人が過換気になったのでバッグをあてたことあります。ちょっと反省ですね。

参考文献より勧められていない理由をいくつかみてみますと・・・・

・低酸素症や死亡の症例が報告されている。
・臓器障害(代謝性アシドーシスなど)による過換気の場合はPaCO2の上昇やPaO2の低下となる。
・ペーパーバッグ法は成功しないことが多い。
・生命の危機でない場合、安心させたり、説明を行なうことで改善する。

他にも対応は腹式呼吸を促すなども記載されています。

以前は常識的と考えられていた治療法も非常識となりえるのですね
こういった点では人工呼吸の血ガス合わせなどもそうですから同じですね。

<参考文献URL>
http://emedicine.medscape.com/article/807277-treatment


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なるほど体は呼吸仕事量が少ない呼吸パターンを自然に選ぶんだ。
でも・・・ただの豆知識じゃん・・・ってそんなことないです。

ぜひ臨床現場で活用しましょう

例えば呼吸のアセスメントで・・・

「うん、この患者さん、少なくても頻呼吸はないから呼吸は大丈夫だね」

こんなコメントを聞いたことないですか
これって間違いですよね。
気道抵抗が上昇しているパターンの時は頻呼吸がなくても危険なことあります。

また逆に浅くて速い呼吸パターンを見た時は、一つのアセスメントとしてコンプライアンスが下がっている可能性を疑えますね。

他には、そうそうRSBI(Rapid Shallow Breathing Index)というウィーニング指標がありましたよね

呼吸回数÷一回換気量(単位はL)=RSBI
(例:RR 20回÷Vt 0.4L=RSBI 50)

という式で求めるのですが、この数値が低ければウィーニング成功率が高いよっていうやつですね。

比較的知られているウィーニング指標ですが、これって気道抵抗が上昇している呼吸パターンの時も見た目はいい数値がでてしまいますね。

数値は良かったから安心してたけど、気道抵抗が高かったみたいこともありえますね

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