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りょう

Author:りょう
職業:臨床工学技士、米国呼吸療法士

アメリカ留学中の私、りょうが米国呼吸療法士に関する情報を週に1回ぐらいのペースで綴ります。

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一回拍出量じゃなくて・・・
っていうのが第一印象でした。

呼吸と循環は切っても切れない関係。
だから循環にも興味津々
ICUで必要なことならなおさらです。
ちなみにRTの学校でも肺動脈カテーテル関連は習います

帰国してから驚いた商品の一つにフロートラックセンサー。
しばらく前から出てたみたいですけどね。
ええ。知りませんでした。

はい、少々古い話題ですいません。
でもあえて書きます

簡単に言えば、なんと、肺動脈カテーテルなしで循環パラメーターがわかる。
動脈ラインにつなげるだけで、心拍出量、一回拍出量などがわかるものだそうです

そして新たなパラメーターが「一回拍出量変化量」。

うん、何これ舌噛みそうだし・・・。

そうそう、皆さんの病院で患者さんのAラインの波形が大きく揺れているのを見た事ありませんか

先生がそれをみて「あ~、循環ボリュームが足りないかも・・・」とか言ってませんでしたか

循環ボリューム(=前負荷)が足りなければAラインが大きく揺れる。

この「一回拍出量変化量」っていう舌を噛みそうなやつも同じようなもの。
どれだけ揺れたかを数値にしたものですね。
ほんで、Aラインの代わりに一回拍出量を使っていますね。

つまり、一回拍出量が呼吸によってどれだけ揺れたかを数値にしたものです。循環ボリュームの指標の一つですね。

救急医学会のランチョンでも出ていて「へぇ~」と思いました。

ただ、自発呼吸がある時はあまり勧められていないようですね~(下記サイト参照)

ランチョンでの先生はこれに対して「トレンドでOK。そして他のパラメーターとの併用が大事」とのコメントでしたけどね。

使ったことのある方は感想をぜひぜひ教えてくださいね

<参考サイト>
http://www.edwards.com/products/mininvasive/strokevolumevariation.htm
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先週末は救急医学会、今週末はチームCEとバタバタな週末です。

チームCE楽しかったですよ
たっくさんの人々に出会えて良かったです

なんと学生時代の同級生にまで会ったし・・。
びっくりでした

では今回は救急医学会の感想を少し書いておきますね。

救急医学会は初めての参加でしたが、集中治療的な話題も多かったです。

呼吸管理はもちろん、血液浄化なども。

APRVでセッションが一つあったのも驚きましたね。

急性呼吸不全のシンポジウムでは以前に書いたEITの話も出てました。

あと印象強いのが、surviving sepsis campaign 2008の話。

2004年のバージョンのものが今年変わったようです。

2004年なら留学前後ですねぇ。懐かしい。

ブースで興味深かったのが
侵襲が少なくても循環動態を把握できるフロートラックセンサー
肺に水がたまっている原因を判別するピコプラス
大腿静脈にカテをいれて低体温を行う画期的な低体温システム

こんな感じですね。

資料はたくさん集めたけど・・・読む時間がないのがつらいとこ
またできるだけ時間を作って詳細を書いていきますね
「あっ

と気付くと札幌で行われる日本救急医学会に出席することになっていました

ということで、なんと10年ぶりに北海道へ行きます。

10年前に小樽で食べた寿司とカニの味が忘れられません
今回も食べる機会があればいいのですけど・・。

日本救急医学会は初めてなのですが、プログラムを見ると個人的に興味深いのも結構あります。

ざっと挙げると・・・
特別講演:How mechanical ventilation can cause injury
ランチョン:セプシス治療の最前線、多臓器不全治療の新しいアプローチ
シンポジウム:急性呼吸不全に対する診断、治療の現況と展望
イブニング:ALI/ARDS治療の“いま”を考える
教育講演:surviving sepsis campaign international guideline

あとは一般演題でいくつか呼吸管理に関する演題がでていますね。

どうですかおもしろそうじゃありませんか

また情報収集してきますね。

そうそう、ブログをご覧の方でこの学会にいらっしゃる方いませんか
ぜひ学会にてお話しましょう。
メールでもコメントにでも連絡頂けたらと思います



東京→名古屋→長野→東京→大阪→東京

と移動だらけ
プラス・・・その後に体調不良。。ゴホッゴホッ

というわけで先週更新できなかった言い訳ですw

遊びに来てくれてた方々、すいません。。


では、気を取り直して

「う~ん、このNIV(非侵襲的人工呼吸)の患者さん、あんまり調子が良くないけどこのままNIVでいくかそれとも挿管しようか


この悩みに直面した経験のある方多いはず。

私ももちろんあります。

あの時はBipap synchronyを使ってました(そんな時代w)

COPDの急性増悪で入院したきた小さなおばあちゃん。

先生とともにNIVで1~2時間がんばっていけるかな~と思ったのですが・・・結局は挿管しました。


最近、しばらくNIVから離れていますが、学会などから移行基準のガイドラインとかって出てないですよね(出てたらすいません。)


この前発見したある文献(参考文献1)、こういった移行基準の糸口になるかも。

しかも結構シンプルです。

見るのは
APACHE Ⅱスコア(17以上か?)

NIV1時間後の呼吸回数(25回以上か?)



後ろ向き研究ですが、上記数値が挿管の予測因子になるとのことでした。

ちなみに英語文献ですが、日本の研究です。

<参考文献>
Yoshida Y et al. Factors predicting successful noninvasive ventilation in acute lung injury. J Anesth.2008; 22(3) : 201-206



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