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りょう

Author:りょう
職業:臨床工学技士、米国呼吸療法士

アメリカ留学中の私、りょうが米国呼吸療法士に関する情報を週に1回ぐらいのペースで綴ります。

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「ソムタムがうまいらしい

という噂を聞いたので調べてみると

ソムタム by ウィキペディア

代表的なタイ料理の一つだそうです。
ん~、確かに一度食べてみたくなるなぁ

LAにいた頃の影響もあり、びびりながらもいろんな国の食を試すのが好きです


さてさて、最近、EITって名前を時々聞きます。
アマト先生もシップマン先生もスライドに示してました。
「EITを使っての肺の状態を画像に示すと・・・」って感じで。
もちろん、研究段階って言ってましたが。。

今、思えば前のAARC学会のレクチャーでもあった気がします。
あの頃は「あ~、なんだろう、これ」って感じでした。

ということで、これもウィキペディアで見てみましょう

EIT by ウィキペディア

「あ~専門外の英語ばっかりでわかんね~」と思いつつ、読むと・・・

ふむふむ。。。

EITはElectrical Impedance Tomographyの略で、なんか小さな電流を流すって言うてますね。

肺の状態の把握、皮膚癌や乳癌の発見、てんかん病巣の場所の把握に関して研究段階みたい。

ふーん、地球物理学にも同じような技術が応用されているって・・・余計ややこしくなるなぁ。


詳細って部分をみると・・・

肺に空気が入った状態ではその部分の電流の流れ方が変わるからそれの応用だそうです。

空気と比べて体の組織は電流が流れやすい。

「水浸しのとこで電気製品を使うと危ないよ~」っていうのと同じ理屈ですね。

あっ、もちろんEITはびりびりしませんって書いてますよ。


もう少し読み進めると・・・

写真もありますね

胸に電極をつける写真と結果の画像ですね。


以上、ウィキペディアからの情報でした

これが発展してどの病院でもベッドサイドでリクルートメントやPEEPの効果がわかるようになれば呼吸管理は変わっていきそうですね。



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近所のインドカレー屋さん
かなりうまい。
インドカレーを食べる時はインドのライスがマッチします。
試しに日本のライスと一緒に食べると・・・マッチしませんでした

さて、呼吸管理でマッチといえば・・・あれですよね~。
今回は5月にあったアマト先生の講義を振り返ります。
ちょっとしたタイムラグは気にしない

以前に書いたアマト先生の記事では「吸気圧が一番生存率に関連性が高い」でしたね。
え~、記憶にございません・・って方はこちらへ。


他にもあった興味深いポイント。それは・・・・。

みなさん聴診ってされてますよね

人工呼吸管理中の患者さんの音ってどうですか?
どうしても背側って音が小さいですよね。

聞いてないって人。明日から聞きましょう


ご存知のように人工呼吸中はどうしても胸部側(仰臥位時)へ換気がいきやすい。
私も背側の音が小さいってのは当然と思っていました。

アマト先生はEIT(ベッドサイドで肺の断面像が見れる機械)を使って換気の状態を調べました。


ARDS net のプロトコールを使って換気すると・・・
予想通り。背側には換気が少ない。
もちろん不均等換気になりますね。

でも
Open lung 法なら・・・
見事に背側が換気されている
換気と血流のバランスも見事にマッチしてます。

これってとてもすごいことです
不均等換気が改善されてガスが良くなるのはもちろん、人工呼吸中の患者さんに多い背側の無気肺が改善されればコンプライアンスも良くなり、一番重要な因子である吸気圧(ΔP)も下げれるのです。

またラフマン先生の教えにもあった
「無気肺の存在→ずり応力→肺障害→MOF」
これも改善されることになります。

すごくないですか

しかもEITを使って誰にでもわかるように画像で示したのがすごい。


ちなみにopen lung法を行っているある施設での症例の聴診音。
胸部側も背側も同じですよ。
背側が小さくなっていない。
誰もが聴診でわかるくらいあきらかなのです。


今回はマッチしているお話でした。
Wikipediaに書かれているEIT情報、アマト先生のopen lungに関しては時間があればまた書いていきますね

新しい加温加湿器

「日本の夏は暑い」とつくづく感じています。

LAももちろん暑いですが、カラッとしてるのでまだ過ごしやすい。
LAの前にいたカナダのバンクーバーなんて夏は最高です

涼しい上に爽快な日差し。
日差しが心地よい暖かさをくれます

うん、気持ちは避暑地に行きつつ・・・・現実に戻りましょう


さて以前の記事「第30回日本呼吸療法医学会にて」でも軽く触れましたがこの学会のブースで見つけた気になるもの☆

モニタ付喉頭鏡「エアウェイスコープ AWS-S100」
加温加湿器「humiCare200」

まず「エアウェイスコープ AWS-S100」はそのリンク先に十分な説明があるから大丈夫ですね。これ以上の説明はいりませんね。


加温加湿器「humiCare200」はリンク先のサイトに説明がないですね。

新しい加温加湿器はもう何年も出ていないから逆にとても気になります。

どんな仕組み何がいいのだろうおいくら


ブースでパンフレットと文献をもらったのでざっと読んで書いておきます。

こまかい仕組みはまぁ飛ばしてもいいですけど、念のため図を貼っておきま~す。
humicare200


水を温めてポンプで吸い上げて、小さい穴を通して水を細かくする。それと対流で空気が流れるので効率がいいって言うてますね。

で、大事なのは「何がいいの
ってことですよね?

ブースでもらった文献の抄録をざっと読むと・・・

・湿度がフローや呼吸回数に左右されない。
・仕事量?(physical workと表現)や抵抗が少ない。


あと、12人中10人のボランティアがこっちの方が簡単に吸えるじゃんって感じたようです。

どうせなら120人くらい試してほしかったですけど。。


ん~、今の加温加湿器がちょっと気に入らない、コストパフォーマンスがトントン、この加温加湿器でしかいけない症例がある・・・などがあれば検討してもいいかもしれませんけどね。

気になるお値段はブースで聞いてみてくださいね

<参考文献>
S.Schumann. Moisturizing and mechanical characteristics of a new counter-flow type heated humidifier. British Journal of Anaesthesia; 98(4) : 531-8(2007)
緊張と不安・・・

そんな中から始まったL先生講演巡りの通訳業務。

それを払拭するために、カフェで、電車で、タクシーで、何度も何度もミーティングとそして私自身がL先生のコンセプトを理解するための質問を重ねました。

それでも講演一回目は緊張のためか、汗びっしょり、喉もカラカラで咳が止まらなくなり一度中断、二回目では疲労のためか聞き直すことも多々あり、三回目でやっと大きなトラブルもなく、無事に終えることができました。

この10日間はバタンキューの毎日で本当にフラフラでした。

でも、一人でも多くの人がL先生のコンセプトを理解し、そしてそれぞれの病院での治療に活かせたならこれほどうれしいことはありません。


今回、先生の講義を聞けるチャンスのなかった方のために、L先生のコンセプトを少し書いておきますね。

1)肺を開いておく重要性
無気肺の存在→ずり応力→肺障害→敗血症、多臓器不全。
よって肺を開いておくことが必要。
 
2)PEEPがとても重要。
ICUでは10cmH2O以上。低いPEEPによって肺が虚脱する動画を多用。

3)リクリートメント 
L先生の方法は50cmH2O程度(場合による)で3 呼吸を行う。

4)換気法
IRV(またはAPRV)のような方法で通常とは違う特殊な方法を用いる。


いま、ざっと思い出すのはこんな感じです。

初めて先生の講義を聞いた時、今までの常識が変わりました
でも先生は20、30年前からこんな話をしているそうです。

個人的には、とても尊敬できる臨床生理学のスペシャリストです。
そしてさらに動画や画像を多用してできるだけわかりやすく講義しているのもすばらしかったです。

L先生のコンセプトに対する意見も多々あると思いますが、これを知っておくことはとてもプラスになると思います。
なんとか日本全体に少なくても情報だけでも広める方法を模索中です。


そうそう、L夫妻と約一週間同行しましたが、お二人の人格もまたすばらしく、空港で見送る時はちょっと寂しかったです。
学会で見かけた際にはぜひお話してみてくださいね


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