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りょう

Author:りょう
職業:臨床工学技士、米国呼吸療法士

アメリカ留学中の私、りょうが米国呼吸療法士に関する情報を週に1回ぐらいのペースで綴ります。

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CRTテスト

RTのライセンスにはCRTRRTの2種類があります。

ちがいは看護師さんでいう準看護師と正看護師の違いのような感じとよく言われますね。

基本的にほとんどの学校を卒業後にこれらの2つテストを受ける資格がもらえます(一部の学校はCRTのみ)

今回、CRTのテストを受けました・・・っていっても模擬なんですけどね。

教授が「今回の中間テストはCRTのテストだ」っていってたんで喜んでたんですが、よくよく聞くと結局模擬でした
そりゃそうですね。卒業してもないし・・・。


模擬なのに$45もかかったんですよ~。
ちなみにNBRC(RTのテストを管理してるとこ)のホームページでよく似た別の模擬が無料でうけれます。
examination → CRT → practice examination

140問中105問正解すれば合格のようです。

私も一応テスト対策として受けました。
114問正解だったのでなんとか合格ラインです。

本番のテストでもこの調子ならいいんですけどね



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実習テスト

病院実習中にも病院で実施テストみたいなものがあります。

30分間カルテを見て、患者さんの状態を把握し、試験官に説明。

その後、ベッドサイドでルーチンの業務ができるかチェックされ、いくつか口頭で質問されるってとこですね。

さて、先に言い訳しておきますが、新しい病院での実習が始まって3週間でこの実施テストがやってきました。そしてこの試験官らがチェックするルーチンの内容を毎回つくRT達がちゃんと指導してくれるわけでないんですねRTによって教え方はばらばらなのです。

そういった問題点はわかってたんですが、人工呼吸器の患者さんなら得意分野、大丈夫だろうと思い、いざ。

「この患者さんはCOPDの急性増悪で○月○日に入院・・データ、X-ray、薬剤、現在の設定Etc・・・」

うん、我ながらなかなかいい報告やんって思ってたら

「COPDの患者さんなら家での投薬は今までの痰の量と性状は気管支拡張剤のオーダーはカルテのこっちの方もチェックせなあかんよ」と試験官。

なるほどでも、そんなとこにオーダー入るなんて今まで誰も教えてくれなかったぞ。と思いつつも、気を取り直してベッドサイドへ。

患者さんに自己紹介して、聴診、吸引、そして人工呼吸器をチェックしようとしたら、

「人工呼吸器のチェックは一番最後に」と試験官。

では、ETチューブのチェック、カフ圧の確認。ちなみに、この病院、カフ圧の確認にちょっと独特の器具を使っていて、使い慣れていないのがばれてしまい、マイナスポイント

試験官「他にチェックすることは?」

りょう「・・・・・」

試験官「アンビューバッグの有無と動作も確認すること」

・・・ということでこの実習テストはいまいちでした・・
ルーチンもやはり大切です

その日はこの後にひたすらルーチン特訓

その一週間後に別の試験官でまた実施テストがあったんですが、特訓のおかげでそん時はバッチリうまくいきました

NO療法とGlenn shunt

「PICU(小児のICU)でNO(一酸化窒素)療法のオーダーがはいったよ」

お~今まで使っている最中は何度かみたけど、スタートから見るのは初めて。

セットアップをちょっと手伝っていざスタート

ちなみにNO療法とは肺高血圧の患者さん(特に新生児)に対してよく使われる療法。NOが肺の血管を選択的に拡張します。日本でもみれます。

今回の適応はなんだろう~ちょっとナースとドクターの話を立ち聞き
「血圧が低いからなんとかなんとか・・」
あんまりよく聞こえないなぁ。

思い切ってドクターに尋ねる。

医師「この患者はGlenn shuntがあってな。Glenn shuntとはなんとかなんとか・・・」

この時は全然わからなかったのですが、家に帰って調べるとhypoplastic left ventiricular(左心室低形成?)のOPの一つで、上大静脈から肺動脈へシャントを作る方法のようです・・。非常にややこしいです・・。

りょう「血圧を上がるのを期待してるのですよね?」

医師「うん、血圧上昇とHRダウンを期待しているよ。」

りょう「今回も肺高血圧症の適応と思っていました。」

医師「それもあるかもね。はっきりとはわからない。肺動脈を開いて前負荷が上がると考えているけど今回の例でうまくいく確信はないんだ。」


さて、数時間後、FiO2が0.4から 0.6に上がっていました。SPO2が下がったみたい。HRもBPも横ばいでした。

そのまま、実習時間終了となって帰ったけどどうなったんだろう~。
次に行った時にデータだけでも確認しなければ・・。

見慣れないNO療法、今回はGlenn shuntが絡み一段と理解しにくい症例でした
前回の続き。アメリカの医療費1

まずはおもしろい新聞記事を見つけました。

「カリフォルニア州の5分の1に相当する650万人が健康保険に未加入。アーノルド・シュワルツェネッガー知事が皆保険制度を提唱」
とあります。

そうです。アメリカには日本のような保険制度がないのですね。
みんなが強制的に保険に入っているわけではないのです。

ではそういった人たちはどうやって払うの

がんばって払います。。もしくは・・・未払いです。。

これは病院経営を圧迫します。でも病院も潰れるわけにはいかないので医療費を上げます。

これが医療費が高い原因の一つです。


またアメリカは訴訟の国として知られています。

ざっと調べると
1997年の訴訟件数比較 
「日本 42万件 アメリカ1560万件」
とあります。

人口の差は3倍程度なのに訴訟件数は30倍です。

医療従事者もうかうかできません
いつ訴えられるかわかりません。

こういった病院側の訴訟費用が医療費にも反映されるのですね。


未払い訴訟がキーポイントですね。

他にはインターネットを見ると、職員数が多いとか高価な機器が多いとかありますが、反論もありなんとも言えません。

ちなみに未払いと訴訟については大手保険代理店に勤めるベテランさんの意見を参考にしているのでかなり当たっていると思います

盲腸で1日入院。

「チーン合計で$1万(約120万円)になります~

あながち大げさな話ではありません。
アメリカの医療費は高いのです。

他にも留学生がくも膜下出血後にICUに入り、そして帰国。
帰国後に数千万の請求というのもあります。

どちらもネットの情報なのでどこまで信用するかはお任せしますが、日本と比べて数倍は高いのは事実かと思います。

ということで
「海外旅行保険には忘れずに入りましょう
・・・というのは旅行代理店に任せるとして。。。

医療従事者の視点として考えれば
「アメリカのシステムを取り入れるとコスト面でもアメリカのようになるのか?」
ということ。

そして呼吸管理に関わる者として考えると
「アメリカのような呼吸療法士が日本に導入されたならばコスト面でも強く影響するか?」
ということです。

初めはこういった考えはなかったのですが、Mixiである方に指摘されて「なるほど」と思い、アメリカの医療が高い理由を調べてみました。

みなさんはなぜアメリカの医療は日本よりも高いと思われますか


長くなったので、調べた結果は次回に書きますね。


<参考資料>
http://www.urban.ne.jp/home/haruki3/america.html(盲腸の医療費)
http://firebird.at.webry.info/200607/article_6.html(くも膜下出血の例)

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