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りょう

Author:りょう
職業:臨床工学技士、米国呼吸療法士

アメリカ留学中の私、りょうが米国呼吸療法士に関する情報を週に1回ぐらいのペースで綴ります。

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ICUでの一日

今は2つ目の病院を回っているところなんですが、今回初めてICU担当のRTにつきました。今回はその一日を追ってみますね。

0630 - 0700 申し送りを受ける。
0700 – 0730 血液ガス採血、呼吸器チェック
0700 – 0800 ネブライザー療法一件、IPPB一件
0800 – 0815 酸素チェック(コスト算出のため)
0815 – 0900 ある患者にBiPAP装着、呼吸器チェック
0900 – 0930 休憩(朝食)
0930 – 1000 電子カルテへ記録
1000 – 1100 ICUカンファレンス(各職種が集まる)
1100 – 1200 呼吸器チェック、ネブライザー療法、IPPB
1200 – 1215 Family Meeting(私は参加できず)
1200 – 0100 昼食
0100 – 0120 呼吸器チェック、BiPAP患者ウィーニング
(3時までルーチンの仕事がないということでRTは記録、私は本を読む)
0300 – 0400 呼吸器チェック、ネブライザー、IPPB
0400 – 0420 ERから挿管患者が2名入るということでERへ。
0420 – 0440 その患者の一人をCTへ搬送。
0440 – 0500 BiPAP患者をアンギオ室へ搬送
0500 – 0520 ICUへ戻り呼吸器チェック
0520 – 0540 血液ガス採血、呼吸器設定変更
0540 – 0600 新規患者に人工呼吸器装着依頼。
0600 – 0620 新規IPPB患者への対応
0620 - 0630 血液ガス
0630 – 0700 申し送り

なんか長々となりましたが、せっかくですのでICUでの仕事の参考として載せておきます。暇な時は本を読むぐらい暇だったのですが、忙しくなると結構大変でした

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病棟での仕事

最近、病棟担当のRTにつくことが多いので、今回は実習病院での病棟の仕事について

これはどこの病院でもそうなのでしょうが、病棟でのルーチンの仕事はネブライザーで気管支拡張剤等を与えることです。
1)カルテにてオーダーの確認(実際にはしていないRTも多いけど・・)
2)訪室し、患者さんに挨拶(軽く視診)。
3)SpO2、呼吸回数、心拍数、聴診をチェックし評価。
4)ネブライザー(10分程度)。
5)SpO2、呼吸回数、心拍数、聴診を再度チェックし再評価。

これを患者さんによりますが、1日に数回行います。
RT一人につき、担当する患者さんは10人程度かな。

他にはIPPB(簡易人工呼吸器を用いた肺拡張療法)、MDIやDPIの実施、吸引、アカペラによる理学療法、ABG採血と評価、酸素療法が主な仕事です。
そして時々、スパイロメトリーの実施、プロトコールによるネブライザー頻度の変更、新患の評価と呼吸ケアの決定、人工呼吸器のチェックと気管切開部のケア、あとはコードブルーですね。

ちなみに実習生もABG採血、薬剤やケアの決定以外はRTの監督下でやらせてもらえます。

はじめは病棟での呼吸ケアが目新しくいろいろ学べて良かったのですが、やはり個人的にはICUやERがいいですね。ただ、病棟のこういった仕事は私が日本に帰ると行うことはほぼないでしょうから、今のうちにマスターしたいことではありますね

症例検討のクラス

「どんな心肺疾患が予想されるか次に必要な情報はそしてどんな治療法を行うかetc」

症例検討のクラスではペーパーまたはビデオで与えられた情報(入院までの経過、フィジカルアセスメント、検査データなど)から上記のような答えを求められます。数人のグループで話し合うこともあれば、一人でじっくりと考えさせられることもあります。

こういったクラスは私の行っていたCEの学校ではありませんでした。看護系の学校ではよくあるのかな?もしかしたらアメリカ的な方法かもしれませんね。


これっていいですよね。教科書上の事柄をどんな風に実践に活用するかを学ぶことができます。大切なのは学んだ情報と情報をつなげることであり、それらをどうやって臨床で活用するかということ。こういった点からこの方法はとてもいい方法だと思います。

また、実習との並行により、机上の空論ではなく、実際の現場もみることができますね


日本での経験から、学校を卒業しただけでは意味は薄く、実際に働らかなければ学べることは少ないと予測していましたが、その考えは変わってきていますねもちろん、現場に出て働くというのが一番なのでしょうが、今の学校で新しく学ぶことも相当多いです。

ぶっちゃけ日本での学生時代にはあんまり学んだ記憶はないですね・・ほとんどは現場にでてから学びました。今、良く学べると感じているのは、私が日本で現場を経験してきて、興味を強く持っているということと、日本とアメリカの教育に対する考え方の違いのためでしょうか。
将来の呼吸ケアはどうなると思いますか

The journal for Respiratory Care Practitionerに関連した記事が出ていました。

それを簡単に示すと、
高齢化に伴い労働人口が減少する→ 医療従事者減少→ 合理化、ネットワーク化、自動化

また、
医療コストの圧迫→ (同様に)合理化、ネットワーク化、自動化

技術的な面では、器具・機器のシンプル化が進み、時間の節約、エラー低減に貢献する反面、複雑化も進み細かなデータをとれるようになる。そしてネットワーク化が進むとのこと。

ネットワーク化の例としてあったのが、患者の血中酸素モニター(SPO2モニターとは限定してなかった)が人工呼吸器の酸素濃度やPEEPを直接調整するようになるであろうとありました。

こういった自動化は将来的にはどんどん進んでいきそうですね。人工呼吸器装着時に患者さんの情報を入力すれば自動的に設定が調整されるとかもでてきそうですね


少し心配されそうなのが・・「あんまり自動化が進むと職がなくなる
雇用を減らすのが目的でしょうから、それは仕方ないんですが、本格的な自動化はかなり先でしょうし、アメリカ労働局のサイトにも高齢化に伴い、呼吸管理を必要とする疾患が増えるのでしばらくは雇用は増加するとありますね。


そうそう、将来の予測と言えばAARCのRespiratory Care News(2001年)「呼吸ケアの将来」で近い将来プロトコールの導入が増えてくるとありましたが、アメリカでは見事にその通りですねプロトコールに関しても今度調べてUPしたいところです。

AARC学会

とうとう、12月にAARC(American Association for Respiratory Care)の学会が開かれます

これはずっとずっと日本にいた時から参加できるのを楽しみにしていました

しかもラスベガスです。今までラスベガスもAARC学会も一度も行ったことがなかったので一石二鳥です。

Websiteにプログラムが載っているので、プリントしてゆっくり見ようと思ったら1日分で20ページもありあきらめました。4日分で80ページにもなってしまいますからね。

ちなみに参加費用は結構高いです。私は学割をつかいますけどね

Mixiの方でもオフ会メンバーを募集しましたが、参加される方がいらっしゃいましたらぜひ食事でもしながら気軽に情報交換をしましょう

52nd International Respiratory Congress




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