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りょう

Author:りょう
職業:臨床工学技士、米国呼吸療法士

アメリカ留学中の私、りょうが米国呼吸療法士に関する情報を週に1回ぐらいのペースで綴ります。

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RTの実習システム

「RTの病院実習システムってどんなんやろ?アメリカだし結構違うのかな

実習前はいろいろ気になっていました。

今の学校では2年目の秋と春(それぞれ約5ヶ月ずつ)の学期に実習があります。
一つの病院に約2ヵ月半で全部で4つの病院をまわります。

他の学校では1年間通して同じ病院のとこもあります。それぞれ長所、短所がありますが、個人的にはいろいろな病院を見たかったので今の学校でよかったですね

また、毎日行くわけでなく、週に2回で1日に12時間のシフトです。週に2回はいいんですが、12時間はきついですね。ちなみにこれに加えて週に2回で1日に約8時間の授業があります。

では簡単に他の特徴を書いておきます。

実習内容:やっぱり病院によるとは思いますが、RTにくっついていろいろ学ぶというのでは同じですね。日本で私が受けた実習よりはいろいろさせてもらえますね

レポート:日誌、サマリー、データ入力があります。日誌は毎日何をしたか書くもの。それを一覧にしたのがサマリー。オンラインに入力するのがデータ入力です。今回からデータ入力システムを導入したらしく、日誌やサマリーと項目が合ってないんですねまぁ、慣れればなんとかかな。

クリニカルインストラクター:学校で雇っているインストラクター。週一(2回に一回)、30分~1時間程度病院にきて「何か問題ある」とかアドバイズ初めは「おぉ~今まで聞いたことがないシステムやん」と思ったけど、実際は・・・いないよりはいいけど、その必要性は微妙です。


医師との対話
:医師と何か患者について話すか質問し、それをレポートすることが要求されます。これも今回から初導入。悪くはないかな。日本語だったらもっと楽しめたけど。。

サポート:実習に関して何か疑問や問題があると、学校の教授にEmailか電話できる。Emailの返信スピードはアメリカ人とは思えないくらい早いです(アメリカ人は結構返事が遅い)。これは結構助かります。


これらが簡単に今の学校の実習システムですね

アメリカでは卒業後は即戦力として会社に入ることが前提です。日本ほど就職してからの教育が大事ってわけではないんですね。
これを生徒、学校の先生、医療スタッフも無意識のうちに心にあるので、そういう教え方、学び方をします。これはRTや学校のシステムでなく、アメリカの特徴かと思います。


ただ、それを除けば、この学校のシステム自体は日本にある普通の学校と同じではないでしょうか。今の学校が特に優れているということはないでしょう。
私の実習に対する理想はもう少し高いです。実習って教育の中で相当大事な部分なのですが、ちゃんと学校と病院できっちり話し合いされてるとこって少ないですね。
日本にいた時もそうでしたが、こちらアメリカでもまだまだその点では改善の余地がありそうです。
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みなさんの病院のネブライザーはジェット式ですか、超音波式ですか?

以前に一度、感染委員としてネブライザーを探してことがありました。超音波式は感染の問題が多いし、某会社のメッシュ式などのものはCDC奨励の消毒ができなくてなかなかうまくいかなった記憶があります。

今は随分、ジェット式に移行していっているようですが、参考までにこちらの実習病院でみたものを載せておきます。
ハンドヘルドネブライザー(スモールボリュームネブライザー)
これはディスポ製品となっています。実習病院では同じ患者さんにのみ使用し、週に一回の交換を行っています。


ちなみにCDCのガイドラインでは、「少量投薬ネブライザーは、同一患者の治療ごとに消毒し、滅菌水ですすぎ、空気乾燥を実施する。」とあります。
(少量投薬ネブライザー=ハンドヘルドネブライザー)
CDC抜粋(PDF)

また原文では、滅菌水でのすすぎは「必要なら」とあります。
(ページ内をhand-heldで検索するとすぐに見つかります。)

これって消毒のレベルがわからないですよね高レベルとか中レベルとかの記載ないですね。どちらにしても今の実習病院は消毒、空気乾燥をしていないのでCDCの奨励には従っていませんが・・・。他の病院でまた何か見れるかもしれませんね。

一応、ネットで日本にも同様のディスポタイプのものを探したんですが、見つからなかったですね~。あるのかな~?
唯一近かったのがフジRCの製品です。
でもこれってディスポじゃないし、コンプレッサーもついてる感じだし。。そして何より高そう~。アメリカでは一つ一つが随分安く販売されているようです。

初赤点

あ~、今回だけは本当にあかんかった

病院実習が始まっててもクラスはありますし、もちろんテストもあります。
まぁ、テストがあるからちゃんと勉強するんだけど、今回のテストだけは今までで最悪の結果だった。

一応、経験者の強みでほとんどのテストは上位をキープしてるんですが、今回のテストだけは赤点をとってしまった・・。それでもクラスの平均点なんですけどね。平均点が赤点ってひどいでしょ??

今回のテストは「肺の感染」「COPDと喘息」についてでした。(ちなみにテストは毎回、選択問題です。)「COPDと喘息」についてはいつも通りにこなせたと思うのですが、「肺の感染」はぼろぼろでした。なんせ問題がすごい。

思い出せる範囲での問題は、「市中肺炎で典型的でない菌はどれか?」「炭疽菌の症状はどれか?」「レジオネラはレントゲンではどう写るか?」確かな記憶ではないですが、こんな感じでしょうか??

これって一つ一つ調べればわかるのでしょうが、菌の種類っていくつもあるんですよ。分類はともかく、その症状とレントゲンを全て覚えるなんて・・・。

今までの臨床経験からここまでは覚えなかったし、必要もないと思っていたのでテストにも出ないと思っていたら見事にでました。高得点を取っている人も実際にいるので今回は臨床経験からくるヤマが見事に外れたといったとこでしょうか

医師ってこんなん覚えているんですかね?RTも覚えている??実習ではそんな話題はちらりとも出たことないなぁ。

みなさんの中でこういった菌の種類、症状やレントゲンを把握して臨床に生かしている方っていらっしゃいますか?RTとしてのこれらの必要性がちょっと理解できないです・・。



先週受け持った患者さんは95歳の慢性心不全のおばあちゃん生後3ヶ月の気管支炎の赤ちゃんでした。
お~、これはアメリカに来て最年長と最年少の組み合わせ。

臨床工学技士として働いていた頃はほとんどが人工呼吸器につながれていた患者さんばかりだったのであまり患者さんと話す機会はなかったんですね。
でもこちらでは軽症の患者さんも担当するので話す機会が増えます。
英語だから話す機会がないほうがどっちか言うと助かるのですが、これも勉強と思ってできるだけ挑戦です

その95歳の患者さんはゆっくりと話すのですが、言葉がはっきりと発音されないので留学生にとってはなかなか聞き取りにくいんですね。それでもなんとか丁寧にコミュニュケーションをとりました。

そうすると、なんとうれしいことに次に訪室した時には私の名前も覚えてくれてたんですね。アメリカ人には日本人の名前は難しく、みんな覚えてくれないのでこれにはちょっと感激

そして私が部屋を出て行く時も、患者さんは「また来てくれる」って。
おおっ、アメリカに来てこんなん言われたの初めて☆とまた感激
言葉の壁があっても丁寧に対応すればうまくいくことを実感しました。


次は生後3ヶ月の赤ちゃん。
インストラクターのRTに
「こんな小さい子の対応は無理です」
と言ったけど、そのRTは
「大丈夫!」
言うので、なんとかそのRTと一緒に訪室。

「お~、メッチャかわいい~
目がくりっとしてて、ずっと笑顔なんですね。

ネブライザーで気管支拡張剤を与えると、ちょっと咳をしていたんですが、それさえもかわいいんですね~。それを見ると親バカになる気持ちもわかります

かわいいんですが、そんな小さい子の対応はやはりびびります。なんかあった時に対応できる自信がまだないです。これも慣れていくのでしょうが、慣れるまでしばらくかかりそうです。

こういうのを経験すると、今とっているクラス「新生児と小児の呼吸管理」をもっと勉強しようと思いますね

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