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りょう

Author:りょう
職業:臨床工学技士、米国呼吸療法士

アメリカ留学中の私、りょうが米国呼吸療法士に関する情報を週に1回ぐらいのペースで綴ります。

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先週の週末は日本臨床工学会 in 山形に参加してきました

懇親会での山形料理は最高でした。
ぜひ、もう一度食べたいな~。

さて、学会に行って得れることといえば何でしょうか
新しい情報、仲間との出会い、郷土料理(?)、いろいろとあると思いますが、現在の学会の流れというか、方向性がわかることも大事なことかなと思います。

今回、個人的に感じた学会の方向性は、「呼吸のフィジカルアセスメント」と「研究関連の重視」といった印象でした。

CEにおける呼吸のフィジカルアセスメントは年々重視されてきています。
今回は、フィジカルアセスメントに関するセミナーに加えて、さらにワークショップも開催されました。
呼吸療法において、CEの臨床への参加をずっと言い続けたきたつもりだったので、今回はワークショップに参加できてよかったです。
一人でも多くのCEが、今回のワークショップを通して、「人工呼吸は機器管理だけでなく、患者を診て、アセスメントする必要があるんだ」と思ってもらえたらうれしく思います。

もう一つ、「おおっ」と思った点が研究関連のトピックの多さです。
臨床研究に関する教育講演に加えて、プレゼン手法に関するセミナーまでありました。
研究でもこんな見方ができるのかとか、プレゼンはこんな考え方でもいいのかなど、研究、プレゼンともに興味津々な私には楽しいセミナーばかりでした。

今回の学会では、セミナーも面白かったし、ワークショップでも話せたし、かついろんな方々に出会えて、郷土料理もおいしくてよい時間を過ごす事ができました
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SCCM(米国集中治療学会)に行ってきました。
場所はなんと・・・プエルトリコ(カリブ海のあたり)です。
飛行機で20時間以上もかかりました

さて、SCCMの発表形式は、AARCとはまた異なります・・・が、日本のポスター発表に近い形式となっています。

1)ポスターをはる
初日か、二日目ぐらいにはります。
一応、時間指定されていますが、みなさんあまり気にしていない様子でした。

2)プロフェッサーラウンド
「Professor walk round」という時間があります。
この時に座長がまわってきて発表を聞き、質問をしていきます。
今回は、10人ぐらいに囲まれて2,3の質問を受けました。
一応、1分の口頭説明と5分のディスカッションと言われていましたが、この時間配分も実際はあまり気にされません。

3)ポスターをはずす。
学会終盤の指定の時間にポスターをはずして終了です。

ちなみに、今回は、布ポスターにトライしました
海外のポスター発表は、大きなポスターに印刷して、筒にいれて持ち運ぶのが一般ですが、海外なので荷物も多く、持ち運びに困ります。
布ポスターはしわになりにくいから、スーツケースにいれて持ち運べるというのが売りです。
さて、結果は・・・・。
結構、しわになりました(笑)
やっぱり、布でも筒に入れた方がよさそうです。
SCCM


昨日は仙台での講演に行ってきました
今回は、主に看護師向けの人工呼吸(初級編)でしたが、結構工夫を凝らしてみたので多くの方に楽しんでもらえたらうれしいなぁ。

さて、今回はAARCでのブースでみた珍しいものを取り上げます。
たぶん、日本では導入されていないし、現時点では導入される予定も聞いたことがないものばかりです

まずは、これ、学会展示場の入口にドンと出ていて、とても目立っていました。
Cough Assist T-70
非常におしゃれなカフアシストです。
前に呼吸療法医学会でみたものよりさらにかっこいい。
今どきのデジタル家電を思わせます。

次は、これ、挿管チューブの位置ずれやつまりを検出する装置。
AirWAVE
音波を出してチューブの位置ずれやつまりなどがわかり、それをカラフルな画面でわかりやすく示してくれます。
「おっ、いいなぁ」と思ってみていましたが、そのセンサーがディスポ使用でちょっとお高かったような記憶があります。

最後は、こちら、チューブがつまってきたって時に出番となる
CAM catheters
挿管チューブにカテーテルを通してたまっていた分泌物を取り除くための器具。
確かにそういった方法はありえたでしょうが、今までは挿管チューブに対しては使用されてなかったですね。

以上、今回はブース編でした。

学会中の楽しみの一つがブースです
時々、「お~、こんなの出たんだぁ」っていうのがあります。

今日は、前回の学会でみた機器を紹介しますね。

体外式人工呼吸器(RTX)をご存知の方は多いと思うのですが、人工呼吸器と同様に気軽に購入できる値段じゃないですよね?
私もいろいろと使ってみたいのですが、なかなか簡単には購入できないです。
そこでみかけたのが・・・その低価格版
RTXとは他の販売業者(P社)になりますが、
機能を抑えた低価格版(HRTX)が展示されていました。
まだ参考展示でしたので今後出てくると思われます。

さて、次はカフアシストの後継機?と思える機器。
カフアシストはご存知のように今の時代に取り残されたと思えるくらいちょっとレトロな感じがあります。
今回の機器はちゃんとタッチパネルです。
HRTXもそうなのですが、英文のサイトでもヒットしないです。
それでもかろうじて新カフアシストの方が写真がありました。
たしかこれだったと思います・・・100%の自信は無し
これもカフアシストとは違う販売業者(同じくP社)になるようです。

最後に最新機器ではないのですが・・・
日本にあるMRI対応の機器ってパラパックのMRI対応版のみだとおもっていたのですが、下記のようなものがありました。
ケアベント MRI数年前から出ていたそうですが、あんまり知られていないような気がします。

では、今回はブース編でした。

そういえば、明日から当院でLonny先生(RTの教授)の講演があります。
Lonny先生は何度も来日されている先生で、ハンズオンワークショップで非常に定評のある先生です。
今回は、通訳があるのでちょっと緊張ですが、非常に楽しみです
「暑い
やっぱり沖縄は暑かった
基本クールビズだろうけど、発表する場合はスーツ着用かなと思って暑い中スーツ着用でいったのですが、スーツ派はほんのわずかで、皆打ち合わせたようにクールビズでした。

さて、今回印象に残った話をいくつかピックアップ。

まず、肺保護換気のシンポジウム。
阪大の先生から最大吸気フローが肺障害に影響を与えるという話がありました。
前からこの論文は気になっていたのですが、実際に講演で聞くのは初めてでした。
まだ動物実験の段階で臨床応用には至ってないようですが、とても斬新な視点です。

ECMOセンターのあるカロリンスカ大学病院からも先生が来られていました。
覚醒している状態でかつSPO2を低く維持している特徴的な手法は少しずつ広まりつつあるようです。

楽しみにしていた講演の一つが「カプノグラフィー」。
アメリカのRTの講演で、比較的ベーシックでしたが、終了後にいろいろと質問させてもらって勉強になりました。
etCO2関連は個人的に興味があって調べているネタです。近々、某雑誌に詳細を書けるかも・・・。

あとは、HFOVフォーラム。
あまり経験がなく難解な印象でしたが、今回のフォーラムでは動物肺を使ってのHFOVもあってかなり理解が促進できました。
周波数が低いとあまり肺によくなさそうなのが、一目でわかります。

というわけで、バカンスする間もなく帰ってきました
やっぱり沖縄はプライベートが一番ですね^^

<参考文献>
Med Sci Monit. 2007,13:BR95-100

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