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りょう

Author:りょう
職業:臨床工学技士、米国呼吸療法士

アメリカ留学中の私、りょうが米国呼吸療法士に関する情報を週に1回ぐらいのペースで綴ります。

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若手育成

「この病院を2年でやめなさい。」
10年以上前、まだまだ駆け出しの新人の頃、新人全員がその病院の副院長に言われた言葉です。

信じられない言葉です入職してすぐにそんなことを言われたのです。
でも本当の意味は、その病院で多くの事を学び2年で卒業して、全国に散らばり、学んだことを供給していきなさいという意味でした。
なんともスケールの大きい考え方で、強い感銘を受けたのを今でも忘れません。

あれから10年以上たって、私も若輩者ながら科の責任者となる立場になりました。

新しい職場は今までに経験のない臨床分野もたくさんあるのでとても大変です。
自分自身、多くのことを学ばなければなりません。

でも今回の一番の目標は「強い組織を作ること」です。
自分一人だけ、知識や技術を得たとしても、変わることは少ないです。
教育とシステムを使って誰もが高いレベルで業務をこなせる。
そういった組織を作れるようにしていきたいです。

そして恩師である副院長の意思を継ぎ、3年ぐらいで皆が全国へ向けて、巣立っていくような組織を作りたいと思っています。

また、これまでの経験から全体を見る力、つまりGeneralな力は非常に大事だと実感しています。それは幅広い業務をこなすという意味だけにとどまらず、会社(病院)全体をみたり、様々な視点から物事を捉えるという意味です。Generalに物事を見れて、かつ専門のSpecialityももつ、こういったCEを育てたいのです。

今回、若手育成の意味も込めて、当院では若手のCEを募集することとなりました。興味のある方は下記のリンク先をご参照ください。

http://www.tokyobay-mc.jp/html/index.html
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「よっしゃ

セミナーコンテスト準優勝しました


セミナー講師としての能力
つまり構成、話し方、わかりやすさなどは勉強会を行う上にはとっても重要。

よりうまくなりたいと本や講義などを通して学んできました。

そして見つけたおもしろいイベント。
それがセミナーコンテスト!

簡単に言えばセミナーのうまさを競うイベント。
ライバルはいろんな業界から来て
そしてたった10分間で自分を表現する。
評価は40名近い受講者が項目(テーマ、シナリオ、話し方)にそって採点。詳細はこちら。


いつもと違う内容、雰囲気、受講生のためか相当疲れました。
でも自分自身まだ改善できるポイントも見えてとても勉強になりました

優勝こそは無理でしたが、準優勝でも十分うれしい
自分の考え方、方法も間違っていないと認識できた。

これを機にさらなるステップアップを目指そうっと



教育という技術

実習が終わると少しだけもの足りない感じです。
なんかきついハードルがなくなったような・・・。
でも、また就職できれば楽しめるかな

さて、前回も少しふれましたが、NICUはいろいろ目新しく勉強になりました・・・・・・が、ここのRTのほとんどの人はあまり「教える」ということをしないのです。

基本的に何をする時も説明なしで質問したら少しは返答する程度。。

一部は違いますよ。でも多くはそうです。

正直いうと、私もCE2~3年目の頃はそうでした。
自分の臨床技術さえあればいいみたいな感じで・・・。

でもこれは間違っていると思います

教育というのはとても重要な要素です。

極端な例ですが、昔の職人さんのような「見て覚えろ」。
で失敗したらメチャメチャ怒る
っていうのはいい教育方法でしょうか

「ちゃんとした教育ができる」ということも、技術であり、能力ですね。

教育の分野はちゃんとした一般企業に比べて病院が遅れをとっていることの一つだと考えます。

数あるファーストフードのお店さえも教育には熱心ですからね

アメリカのなんでもやらせるという実習スタイルは好きですが、現場教育の問題点はアメリカも日本も同じと思いました。

現場教育を見直せばアメリカの医療も日本の医療もまだまだ良くなると思います。


前回の続きです。
前回を読んでない方は呼吸ケアとハンバーガーショップ1へ。

今回は呼吸ケアを良くするシステムについて
システム。。。。
この言葉を聞くだけでしんどくなりますよね
「私(俺)はちゃんとした呼吸ケアがしたいだけなんだぁ~」って。

でもちょっとだけ待ってください。
システムが少しだけでもよくなると随分とケアがしやすくなります
今まで、
「他の科との兼ね合いが・・・」とか
「頑固なドクターが・・・」
とか経験された方はなおさらです。

今回、マクマクバーガー渋谷1号店とA病院の問題点と解決策を比べてみました。あなたは再び、バーガースペシャリストになった気持ちで読んでくださいね
ポイントはチーム(医療)、お店(病院)全体のシステム、全国のシステムです。


チーム(医療)
<バーガー>渋谷1号店は個々がばらばらで話し合いもありませんスマイルが得意な人もいれば、勘定が得意な人もいますが、それぞれの方法でのみ客対応を行っています。
⇒話し合いを行い、相互で理解。お互いの客対応を知り、補助しあう。

<病院>A病院は各科がばらばらで話し合いもありません人工呼吸器をみるのが得意な人もいれば、呼吸理学が得意な人もいますが、それぞれの方法でのみ医療を行っています。
⇒話し合いを行い、相互で理解。お互いの医療を知り、補助しあう。
呼吸ケアチームはそれが発展したものであるべき。


お店(病院)全体のシステム
<バーガー>「新しい渋谷1号店バーガーを作ろう」と話し合ったところ、ある調理人が「それは昔ながらの味ではないそんな話は聞けない」と反発
⇒お店全体で取り決める。

<病院>「こういった患者さんはPCVで管理しよう」と話し合ったところ、ある医師が「それは昔ながらの方法ではない呼吸ケアチームの話は聞かない。」と反発
⇒病院全体で取り決める。
呼吸ケアチームだけで勝手にやってると思わせない。病院の上層部にもその存在を納得させ、システム(プロトコール)化し頑固な医師も説得する。


全国のシステム
<バーガー>「食品管理なんて別にいいや~」という店舗もある。また各店舗にて味のレベルがばらばら
⇒マニュアル改正。レベルの統一。

<病院>「呼吸ケアなんて別にいいや~」という病院もある。また各病院にてケアのレベルがばらばら
⇒法の改正。レベルの統一。
法の改正というと大げさに聞こえるが、Ns、PT、CEの業務拡大や呼吸ケアチームに対する診療報酬と考えると身近に聞こえる。レベルの統一については情報交換や勉強会を全国的に行う。



いかがでしたでしょうか?少し強引でしたか?(笑)でもバーガーショップも病院も根本は同じですね。今回の記事で「システムも少し大事かな?」と思って頂けたなら幸いです。
質問です

「あなたの病院の呼吸ケアをもっと良くしたいですか


「いいえ」と答えてないですよね?
良くするにはどうしましょうか?

勉強する・・・ある意味正解です。
でも、その先は?それだけで病院全体がよくなる?
頑固はドクターはどうする?


突然ですが、あなたは、今ハンバーガースペシャリストです。大学でハンバーガー学を専攻し、世界中のハンバーガーショップで働いてきました。

今回、あなたはマクマクバーガー渋谷1号店に配属されることになりました。
マクマクバーガーは、全国にチェーン店はあるものの、味はいまいち、待ち時間も長く、さらに従業員もだるだるです。
さて、どうしましょうか下から選んでみて下さいね。

1)一人で全国分のうまいバーガーを作る。そして全国で営業。
2)システムをきっちりしよう。みんなを教育していこう。
3)もうや~めた。帰って寝ようっと!


1)を選らんだ人は大変です。1日24時間では足りないでしょう。。3)を選んだ人は、「おやすみなさ~い」ここは2)が一番いい答えですね

一人の知識、技術も大切ですが、全体が良くなるにはやっぱりシステム教育だと思います。これはバーガーショップも呼吸ケアも同じこと。個人的に思うのは、教育で大事なのは自分の知識、技術をわかりやすく丁寧に伝えようとする気持ちだと思います。システムについてはちょっと複雑なので次の時にマクマクバーガーと比較して書きますね。




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