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りょう

Author:りょう
職業:臨床工学技士、米国呼吸療法士

アメリカ留学中の私、りょうが米国呼吸療法士に関する情報を週に1回ぐらいのペースで綴ります。

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「AARCから新しい加温加湿のガイドラインが出ているよ」
少し前にFace bookにて某大学病院のIさんが情報提供されていました。

お~、加温加湿に関しては、正直そこまで強いこだわりはないのですが、ガイドラインは一応チェックしておきます。
「うんうん、なるほど。」
って一人で納得しても仕方ないので、下記にポイントを簡単に紹介しておきます。でも、一部細かい点の省略や個人的な意訳もありますので、詳細は参照先の論文をご確認くださいね。

1.加湿は人工呼吸のすべての患者さんに必要。
2.NPPVには快適性等を考慮すると加温加湿器の使用が望ましい。
3.人工呼吸中の加温加湿器での使用の場合33~44mgH2O/Lの加湿、Yピースでのガスの温度は34~41℃で行いましょう。
4.HMEで行う場合は、最低限30mgH2O/Lの加湿が必要。
5.NPPVの時は、HMEはお勧めしません。
6.低一回換気療法(肺保護)の時には、死腔率が増えるためにHMEはお勧めしません。
7.VAPの予防のHMEを使用するのはやめましょう。

なるほど。今までとは少し変わっていますね。
結構、いろんなことが明記されています。
個人的な感想を追加しますと・・・・
②は当然でしょ?と思うかもしれませんが、外国ではNPPVは加温加湿をしないところもあるようなので、この記載かなと思います。
⑤も明記されてよかったです。マスクからリークするタイプのシステムの場合はHMEの効果はないですからね。
⑥も確かにそうですね。特に低一回換気療法の際には死腔率が上がりそうです。
⑦一時HMEがVAPを減少させるという考えがあったようですが、いくつかの研究の結果、差がなかったという風に落ち着いたようです。

<参考文献>
Respir Care. 2012 May;57(5):782-8.
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新しい加温加湿器

「日本の夏は暑い」とつくづく感じています。

LAももちろん暑いですが、カラッとしてるのでまだ過ごしやすい。
LAの前にいたカナダのバンクーバーなんて夏は最高です

涼しい上に爽快な日差し。
日差しが心地よい暖かさをくれます

うん、気持ちは避暑地に行きつつ・・・・現実に戻りましょう


さて以前の記事「第30回日本呼吸療法医学会にて」でも軽く触れましたがこの学会のブースで見つけた気になるもの☆

モニタ付喉頭鏡「エアウェイスコープ AWS-S100」
加温加湿器「humiCare200」

まず「エアウェイスコープ AWS-S100」はそのリンク先に十分な説明があるから大丈夫ですね。これ以上の説明はいりませんね。


加温加湿器「humiCare200」はリンク先のサイトに説明がないですね。

新しい加温加湿器はもう何年も出ていないから逆にとても気になります。

どんな仕組み何がいいのだろうおいくら


ブースでパンフレットと文献をもらったのでざっと読んで書いておきます。

こまかい仕組みはまぁ飛ばしてもいいですけど、念のため図を貼っておきま~す。
humicare200


水を温めてポンプで吸い上げて、小さい穴を通して水を細かくする。それと対流で空気が流れるので効率がいいって言うてますね。

で、大事なのは「何がいいの
ってことですよね?

ブースでもらった文献の抄録をざっと読むと・・・

・湿度がフローや呼吸回数に左右されない。
・仕事量?(physical workと表現)や抵抗が少ない。


あと、12人中10人のボランティアがこっちの方が簡単に吸えるじゃんって感じたようです。

どうせなら120人くらい試してほしかったですけど。。


ん~、今の加温加湿器がちょっと気に入らない、コストパフォーマンスがトントン、この加温加湿器でしかいけない症例がある・・・などがあれば検討してもいいかもしれませんけどね。

気になるお値段はブースで聞いてみてくださいね

<参考文献>
S.Schumann. Moisturizing and mechanical characteristics of a new counter-flow type heated humidifier. British Journal of Anaesthesia; 98(4) : 531-8(2007)

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