緊張と不安・・・
そんな中から始まったL先生

講演巡りの通訳業務。
それを払拭するために、カフェで、電車で、タクシーで、何度も何度もミーティングとそして私自身がL先生のコンセプトを理解するための質問を重ねました。
それでも講演一回目は緊張のためか、汗びっしょり、喉もカラカラで咳が止まらなくなり一度中断、二回目では疲労のためか聞き直すことも多々あり、三回目でやっと大きなトラブルもなく、無事に終えることができました。
この10日間はバタンキューの毎日で本当にフラフラでした。
でも、一人でも多くの人がL先生のコンセプトを理解し、そしてそれぞれの病院での治療に活かせたならこれほどうれしいことはありません。
今回、先生の講義を聞けるチャンスのなかった方のために、
L先生のコンセプトを少し書いておきますね。
1)肺を開いておく重要性無気肺の存在→ずり応力→肺障害→敗血症、多臓器不全。
よって肺を開いておくことが必要。
2)PEEPがとても重要。ICUでは10cmH2O以上。低いPEEPによって肺が虚脱する動画を多用。
3)リクリートメント L先生の方法は50cmH2O程度(場合による)で3 呼吸を行う。
4)換気法IRV(またはAPRV)のような方法で通常とは違う特殊な方法を用いる。
いま、ざっと思い出すのはこんな感じです。
初めて先生の講義を聞いた時、今までの常識が変わりました

でも先生は20、30年前からこんな話をしているそうです。
個人的には、とても尊敬できる
臨床生理学のスペシャリストです。
そしてさらに動画や画像を多用してできるだけわかりやすく講義しているのもすばらしかったです。
L先生のコンセプトに対する意見も多々あると思いますが、これを知っておくことはとてもプラスになると思います。
なんとか日本全体に少なくても情報だけでも広める方法を模索中です。
そうそう、L夫妻と約一週間同行しましたが、お二人の人格もまたすばらしく、空港で見送る時はちょっと寂しかったです。
学会で見かけた際にはぜひお話してみてくださいね