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りょう

Author:りょう
職業:臨床工学技士、米国呼吸療法士

アメリカ留学中の私、りょうが米国呼吸療法士に関する情報を週に1回ぐらいのペースで綴ります。

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「チューブ補正なんていらないよ。PSでいいじゃん

なんて言われたことありませんか
まぁ、こっそりONにしてもばれないのでしょうけど・・・。

チューブ補正機能はATCとかTCとか呼ばれます。
挿管チューブの抵抗を打ち消すものです。

ウィーニング時にCPAPと併用されることが多いです
(あと、APRVもね。)

「昔からチューブ抵抗にはPS 5cmH2Oで対応してるからいいよ。」
って言われた場合には、
え〜と、これはフローの二乗がどーのこーの・・・言っても聞いてくれません

そういう時は、まずその人の口にストローを入れてください。
そして・・・

はい、速く吸ってみて〜 すっっっーー
はい、次はゆっくり吸ってみて〜  すぅぅぅ〜〜

ねっ、吸うスピードでしんどさが違ったでしょ
それなのにいつもPS 5cmH2Oの補正でいいんですか
って聞いてみてください。

これで納得・・・・・のはずです。

セミナー in 旭川

先日の旭川でのセミナーはとても楽しめました

モニタリングと波形、RT、肺保護換気+αについて話しましたが、終了後に多くの質問もでて良かったです

ただいろんな職種とレベルの方がいたために、難しかったという方もいたり、さらなるレベルがほしいという方もいたりして、どうすべきか悩むところではあります。

あと、ちょっとしたハプニング
スライドは基本からだったのですが、すでに理解しているようだったのでざっと進めると30分も時間が余ってしまった。
急遽、別のスライドを組み込んで対応。
ふ〜、びっくりした。。。


もちろん夜もまた多くの交流があり、楽しめました。
病院スタッフの方と話すとやっぱり臨床が恋しくなりますね。
臨床恋しい病は治らないものです。

また週明けに少し病院を回ったのですが、興味深いPTさんに出会いました。
人工呼吸管理にかなり詳しい感じです
いろいろ話して多くの視点で学びたいですね。
今の職場の最大のメリットはこうやって色んな方に会えて話せることかなと思っています


さて、次は6月末の大阪でのグラフィックセミナー。
初歩の初歩からです
初歩の初歩からのグラフィックセミナーって存在しないからある意味貴重です。
まぁ、このブログを読んでいるような方にはbasic編は簡単すぎて物足りないのであしからず。
こんな場面がよくあります

A医師「ICPが高いからPEEPは0cmH2Oでよろしく!」

さて、どうする

これならICPへの影響は減らせても肺への悪影響は大きいのでは?


多くの教科書にはPEEPはICPを上昇させるとあります。

これって間違いではないでしょう。
PEEPでもいろんなレベルがありますからね。

またリクルートメントでICPが上昇したという例も聞きますから高圧による影響はあるでしょう。

だからって・・・・0cmH2O

教科書には書ききれないことって山ほどあるはずです。
また新しい知見もたくさんでてきています。

ある研究では
「重症の頭部外傷の患者においてPEEPを5、10、15cmH2Oと変化させてもICPは変化しなかった。」
とあります。

ICPが高いからPEEPは0cmH2Oと言われる場合にはこういった論文を使ってディスカッションしてみるものありでしょうね

<参考文献>
Toan Huynh. Positive end-expiratory pressure alters intracranial and cerebral perfusion pressure in severe traumatic brain injury. Journal of Trauma-Injury Infection & Critical Care 2002 53:488-493

第19回臨床工学会

行ってきました
今回も多くの人に出会うことができました
特にパネルディスカッションと懇親会が最高でしたね

まずは前回触れたブースプレゼン。
「肺保護と自発呼吸」について10分間話しました。
今回のブースは発表会場と併設されていたので比較的静かに行う必要があり、ブースプレゼンはAARC(アメリカの呼吸療法学会)のものしか記憶にない私にはちょっとこじんまりとした印象になりました

でも、うれしかったのは、その翌日に参加していた方が他のスタッフを連れて来てもう一度聞きたいと来てくれたこと。うん、やってよかったと感じました

そして、パネルディスカッション。10分ずつのプレゼンに続き50分のディスカッションというスケジュール。
ちょっとディスカッション長くない??っていうのが最初の印象でしたがこれも楽しめました
話された内容を独断でまとめると

1)教育:CEおよび他の職種への教育をどのようにどこまで行うか。
2)方向性:発表者はどのような経過を経て今に至るか。若手に何を伝えたいか。
3)位置づけ:CEの位置づけはどうあるべきか。臨床へもっと参入すべきか。

こんな感じだったと思います

そうそう、一つ大事なことがありました。
米国の日本人clinical engineerとカテ関連で働くinvasive cardio vascular(心カテの技士??)の方にお会いして話をすることができました。もちろんお二人とも日本人です。国際化が進んでいますね。

あと、余談ですが、懇親会は懇親会会場→居酒屋→ラーメン屋とフルコースでした。こういった場所での本音トークが一番おもしろかったりもします
第19回臨床工学会です
去年の秋田県は結構楽しめたから今年も楽しめるかな〜

でも今年は仕事ですからね。
たぶん、ほとんどはブースにいます。
学会に行かれる方はぜひお立ち寄りください

個人的なイベントは・・・
1)ブースでの10分プレゼン
2)パネルディスカッション

10分のプレゼンで何かを伝えるのって意外に大変です
ですので構成をいろいろ考えてみました。
やっぱり、うちのコンセプトは自発呼吸かな。
あ〜、これで誰も聞いてなかったらどうしよ〜


パネルディスカッション
は180度違った立場で話します。
RTの経験を通して感じたことを多くのCEと共有したいと思います。
この前、座長の方と話したのですが、とても興味深い方でした。
ディスカッションを通して新しい見解が見えてきそうです

では、行かれる方はあちらでお会いしましょう

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